ヴィヴィアン・キャンベル、ジミー・ベインの最期を語る

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ラスト・イン・ライン/デフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベルが、先月急逝したバンド・メイト、ジミー・ベインの最期の数日について語った。

◆ラスト・イン・ライン画像

ハード・ロック/ヘヴィ・メタルのオンライン・マガジン『Myglobalmind』のインタビューで、ベインの死に関して問われたヴィヴィアンはこう答えた。「とてもシュールだった。海上で船に乗っていて、ジミーが亡くなるなんて本当に異様で悲しいことだった。ジミーはその前の数週間、肺炎を患っていたんだ。ひと月くらい前、俺のとこに電話があり、肺炎で一晩入院して高額な処方箋をもらったって言ってきた。彼は金がなかったから、必要な治療が受けられるように俺が支払った」

「その次の週、俺らはクルーズでのパフォーマンスのためにリハーサルを始めた。リハーサルで、彼は具合が悪そうだった。2日目、よくならないから、また病院へ行ったって言っていた。薬を変えてもらったって言うんだけど、まだ黄疸が見られたよ。肌が黄色くなっていた。リハーサルの最中ずっと座っていたし、早めに切り上げなきゃならなかった」

「1月20日、マイアミでクルーズの前夜祭ギグがあって、彼はそれをやり遂げた。いつもどおり素晴らしいプレイだったけど、すごく具合が悪かった。彼は本物の戦士だ。俺ら、彼のことをとても心配していた。次の日、船に乗ったんだが、それが、俺が彼を見た最後だ。ヴィニー(・アピス)とアンドリュー(・フリーマン)が、ジミーがちゃんと食べてるか、休んでるか目を配っていた。そして土曜日の夜、アンドリューが彼のとこに行ったら、息を引き取っていたんだ」

ラスト・イン・ラインは4月にイタリアのフェスティヴァルでパフォーマンス予定だが、まだベインの代わりとなるベーシストを決めるまでに至っていないという。「俺ら、まだその段階まで行ってない。ジミーはついこの前、埋葬されたばかりだ。俺ら、しばらく彼のことを偲びたいんだ」

ジミー・ベインは1月23日夜、デフ・レパードが主催したクルーズ・フェスティヴァルの最中、キャビンの中で亡くなった。ヴィニー・アピスは、ベインは肺がんを患っていたが、それを知らなかったと話している。


Ako Suzuki
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