いい音爆音アワー vol.81 「究極のサマーソング♪特集」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.81 「究極のサマーソング♪特集」
2017年8月9日(水)@風知空知
勢いで「究極のサマーソング」なんて見栄切ってみましたが、果たして何が究極なんでしょう。
ここでは、聴くと爽やかな涼やかな気分になれるような音楽をそう呼びたいと思いました。
したがって必ずしも夏を歌ってなくていい。創り手が夏を意識していなくてもいい。
逆に、夏の歌でも、暑苦しいようなら失格。
そんな基準で、そしていろんな国から選んでみました。
ハワイのアーティストはやはりカラッとした青空が見える気がします。ブラジルは少々憂いが混じって。カリブは汗ばんだ肌をなでる海風。東南アジアはスコールの後のナンプラーの香り。沖縄は三線の響きが涼を呼びます。そして東京や大阪は……?なぜか当日会場ではいしだあゆみ「太陽が泣いている」がいちばんウケました(笑)。
バクオンならではサマーソング・リスト、お楽しみください。
福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • GONTITI「ニッケルダンス」
    まだ”Gonzarez三上&TiTi松村”と名乗っていたデビュー・アルバムから。
  • Holger Czukay「Persian Love」
    サントリー角瓶のCMで涼しげに流れていたけど、たぶん夏は意識していないでしょう。
  • Native Son「Super Safari」
    このテーマ・フレーズは、夏が来るたび思い出す。
  • 鈴木茂「コーラル・リーフ」
    いつまでも聴いていたいメロのよさ、音のよさ、爽やかさ。
  • The Beach Boys「I Can Hear Music」
    オリジナルのロネッツより、彼らの方が似合う気がするし、夏らしいのです。
  • SANTANA「Samba Pa Ti(君に捧げるサンバ)」
    海に沈む夕日を眺めながら聴きたいですね。
  • いしだあゆみ「太陽は泣いている」
    イントロがストーンズの「Paint It Black」風味なのはさすが筒美京平先生。
  • BEGIN「島人ぬ宝」
    この曲はおとなしく聴いてられません。イーヤーサーサー、スィ、スィ、スィ、スィ……
  • 夏川りみ「涙そうそう」
    この声を聴くだけで癒やされ、気分爽快になります。
  • Jack Johnson「Good People」
    夏っぽいけど、実は暴力や犯罪にあふれるテレビの悪影響を批判するプロテスト・ソング。
  • Kalapana「BLACK SAND(ワイキキの熱い砂)」
    ソロ・バリバリのファンク・ロックですが、ちゃんと海の香りがする。
  • Antonio Carlos Jobim「Stone Flower」
    知的なクールさと情熱のサンバ・スピリットのバランスが絶妙ですね。
  • Fania All★Stars「Ella Fue (She Was the One)」
    パーカッションの響きが高揚を、エリック・ゲイルのギター・ソロが郷愁を誘うのです。
  • Detty Kurnia「Under the Peach Tree」
    ”ダンドゥット”と呼ばれるインドネシア・ポップの代表的シンガー。
  • 高中正義「Gascon Cocktail」
    ギタリストで夏って言えば真っ先に思い浮かぶのがこの人。
  • 大瀧詠一「雨のウェンズデイ」
    雨模様のサマーソングは心に染みます。 
  • 山下達郎「SPARKLE」
    本人もお気に入りの会心作。頭からオシリまで耳が釘づけです。
                        
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