いい音爆音アワー vol.90 「The Quicker, the Bigger♪小さく産んで大きく育てる?!」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.90 「The Quicker, the Bigger♪小さく産んで大きく育てる?!」
2018年5月16日(水)@風知空知
作詞・作曲に時間をかけて念入りに作った曲が売れるとはかぎりません。一方、あっという間にできた曲が大ヒットすることがしばしばあります。早く作るほうがより売れるとは申しませんが、そこにはある程度の関連性があるのではないかと私は考えます。
詞曲、特に曲は頭で考えるものではありませんね。ソングライターではない私には具体的な感覚は分かりませんが、ふっと心に浮かぶみたいですね。「天から降りてくる」なんて言い方をする人もいます。作曲家はその最初のリスナーというわけです。で、いいか悪いか判断し、よくないとかまあまあだとか思えば、また次に浮かぶのを待つ。早くできるというのは、すぐにいいと判断できたということです。それはやはり他の人もいいと思う可能性が高いわけで、つまりヒットのポテンシャルがあるということになります。
それにしても「曲が心に浮かぶ」ってすごいことです。人が計り知れないことを神の仕業とするなら、ここには神がいますね。

福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • The Beatles「Here, There and Everywhere」
    ジョンもジョージ・マーティンもポール自身もお気に入りの名曲が、こんな短時間で♪
  • The Rolling Stones「(I Can't Get No) Satisfaction」
    ほんとはホーンに差し替えるつもりだったあのギター・リフ。
  • Gogi Grant「The Wayward Wind(風来坊)」
    「気まぐれな風」という意味のタイトル通りの数奇な運命を持つ曲。
  • Melanie「Brand New Key(心の扉を開けよう)」
    ウッドストックに出演した3人のソロ女性アーティストのうちの1人。
  • ザ・ブロードサイド・フォー「若者たち」
    「なのに」じゃなくて「だのに」。急いで作ったせいじゃないと思うけど。
  • 南こうせつとかぐや姫「神田川」
    今回選んだ作品の中でも最短の作曲時間♪
  • 山本コウタローとウィークエンド「岬めぐり」
    期待されていなかった本人が20分で作った曲がヒットという嬉しい誤算。
  • 加藤和彦と北山修「あの素晴しい愛をもう一度」
    予定通りシモンズのデビュー曲として聴いてみたかった。
  • Robbie Nevil「C'est La Vie」
    自ら「深みがない」と思ったそうだが、今でもサビは覚えているよ。
  • Toto「Hold the Line」
    ただの上手いバンドに終わらなかったのは曲作りの才のおかげ♪
  • The Buggles「Video Killed the Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)」
    ”The Camera Club”バージョンも同時期発売されたが、アレンジで圧倒的にこちらの勝ち。
  • 植木等「スーダラ節」
    渡辺プロ社長宅から30分で生まれたエンタテインメント革命。
  • 大滝詠一、佐野元春、杉真理「A面で恋をして」
    資生堂CMのキャッチコピーが大滝さんぽかったから生まれた曲。
  • Bruce Springsteen「Dancing in the Dark」
    最高のアルバムを作ろうという執念が生み出した重要曲。
  • Kate Bush「Wuthering Heights(嵐が丘)」
    この曲を2時間で作った18歳の天才少女。
  • The Police「Every Breath You Take(見つめていたい)」
    クリエイターには逆境もいい肥料になるんだなぁ。
  • Lady Gaga「Your Song」
    ガガさんの圧倒的な歌唱がこの名曲に再び火をつけました。
  • The Beatles「Yesterday」
    夢に出てきてしばらく自分が作ったと思えなかったそう。それが世界の音楽史上4番目に稼いだ曲。いいなぁ♪
                        
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