【連載】フラチナリズムの労働to武道館vol.47「八方塞がりなんてことはない」

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~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~

爆裂ダウンの2020
2020年は本当にライブエンタメ業界にとっては最悪と言える一年でしたね。どうも!煽りをしっかりと受けた中小バンドマン、フラチナリズムのモリナオフミです。今回で47回目のコラムです!張り切って書いていきますので、皆さんも是非とも張り切ってお読みください。
2020年のライブエンタメ業界の売り上げの減り具合と言ったらそりゃもうとんでもないです。
皆さんが予想する「とんでもない減り方」を頭の中に描いてください。
それよりちょっとだけとんでもないです。

2019年は音楽だけの売り上げを見てみると4000億円以上とも言われていた売上高が、2020年は700億円くらいまで下がってしまったと。ソースはどっかの誰かの記事だから定かでは無いですが、まぁもっとひどいかもしれません。ざっくり83%減です。
かなり深刻な打撃を受けた音楽業界。とくに大規模イベントはとんでもない額の損失があったと思われます。本当に辛く厳しい音楽大恐慌の時代が2020年から、誰も望まないのに始まってしまいました。

ただ!それによって自分もダメージを受けてしまっていると思い込んでいる「中小アーティスト」が多すぎる!!とも同時に思っています。
爆裂売れてるアーティストは大損失には変わりないですが、僕たちは中小アーティストです。というかこの世に存在するアーティストのほとんどが中小です。
なのにもかかわらず、業界全体が沈むことによって、自らも沈むということに直接繋がるなんてことあるかい?
4000億の売り上げのうち何%が僕たちの売り上げでしょうか?
多分カウントすらされていません。それぐらい小さな市場であれば、いかようにもやれるのではないか?と僕は個人的に思っています。

確かに生ライブは出来ない。うん。その通りだ!
キャパシティーの問題で採算が取れないという意味では確かにその通り。
でもアーティスト目線で見ると、生ライブが出来ない「だけ」です。
そりゃ僕だってやりたいです。バンドマンにおいてライブが全てであるということには変わりありませんからね。
ただ、そんなに大事なことなんだったら、それを守るために必死こいて駆けずり回ってみろってんだ!
より戦いやすいと捉えて、時代の移り変わりに対応していくアーティストも沢山います。
僕もなんとかすがりついて大好きな景色を取り戻す為に、守るために、今は頭を働かせ、動き、戦い抜きたいと思っています。

友よ!俺たちはまだやれる!頑張ろう!八方塞がりなんてことはない。
八方で捉えるから塞がるんだ。十六方くらいで捉えてやってみましょう。
って僕のおじいちゃんが言ってたような気がします。
そんなこんなで最初から熱いタイプのバンドマン出したところで業績報告いってみましょう!!


ガチャ企画当たりですね
今年一発目の企画は「フラチナ新春運試し」と題しました、いわゆるひとつのガチャ企画でした。
こちらのご応募がありがたいことに予想していた倍以上のお申込みを頂きまして、ひとまず大成功と言ったところでございます。ありがとうございます。

バンドってグッズ作るじゃない?
必ずしも全部売り切れるとは限らないじゃない?
在庫余ることも出てきちゃうじゃない?
中小バンドあるあるだと思いますが、そういった在庫があるグッズに関して、再び売り出そうと思ってもなかなか売り切れないですよね。
しかも緊急事態宣言真っ只中ですから、物販でグッズを販売することも叶わないわけですし、そもそも物販で買う方はもうそのグッズ持ってる可能性も高いわけですから、なかなか思うようには行きません。

フラチナリズムは今までそのような在庫グッズを新しい「何か」とともに福袋に詰め込んで、新年フラチナ福袋みたいな感じで売り出していました。
今回はもっと楽しく、もっとドキドキして、もっとエンタメ性の高い何かで、その企画が出来ないものかと考えまして、「ガチャ企画」となったわけです。

結果から言うと、福袋なんて二度とやるか!と思うくらい売り上げに差がありました。もう全部これでええやん!とも思いました。
中身的にはこんな感じ↓




在庫グッズはもちろんのことw今まで出していないグッズやDVDを入れました。理由はシンプルで、そうじゃないと面白くないからです。
誰が買うねん!っていう話になってきますからね。既存のものだけだと。

こちらのガチャを一回1000円で募集して、お客さんに番号を振り分けさせてもらって、生配信でその番号を抽選していくという感じで行いました。
人力で実施したので、ミスがあったのが反省点ではありますが、それを補って余りある可能性を感じました。

でもこれのマインドが「在庫処分で売り上げ回収」というマインドなら失敗すると思います。
あくまでも「在庫グッズを使って新たなお楽しみ企画の提供」というマインドでないと、面白くも楽しくもないですから、誰も買わないです。
やはり幹の部分にエンターテイメントを据えておかないと、エンタメはどうやっても失敗すると思います。
一度試してかなり色々わかった部分があるので、また実施したいなと思っています。
次回は春頃にやってみようかな?


30曲ワンマンでズドン!
フラチナリズムも気づけば結成10年を迎えるバンドになりました。
10年もやってたら沢山の曲が生まれてくるものですね。
しかしながら対バンライブでは演奏出来て5曲です。ワンマンライブでも僕らレベルだと20曲くらい演奏出来たらいい方です。
ホールワンマンでは初めての方もかなり多いので、飽きずに見られる公演時間を意識して2時間以内になるべく終わるようにしています。
(ほとんど喋り過ぎて押しますがw)

しかし気づけばオリジナル楽曲も100曲になっておりまして。
そんな曲たちが日の目を浴びることがあってもいいんじゃないか?
フラチナリズムが今までやってないことにチャレンジしてみてもいいんじゃないか?
ということで開催させて頂きました。こちら!


ベストヒット歌酔祭!!
30曲も演奏しちゃうロングワンマンライブ3時間半w
もうファンの方以外の人が見たら苦痛以外の何者でもないであろうライブでございましたが、ファンの方に喜んでもらえればそれでいい!という理念の元、開催しました。

結果、楽しかったです。すごく。やっぱりオリジナル楽曲をバンドで演奏して、歌って、見てもらえて。シンプルイズベストですね。
バンドマンの根源みたいなものをまた感じることが出来て、とても幸せでございました。配信ライブでしたけどね。でも楽しかった。
売り上げについては、11曲くらいのワンマンライブの方が30%くらい高かったので、やりたいこととビジネスってなかなかリンクしないなぁ。と思っていますw
そんなギャップを抱えながらも、進んでいくしかないのが人生でございますから、今度は40曲ワンマンライブでもやってみましょうかね。

ってなわけでまとめると。
色々あるけど、多分大丈夫!やってみよう!
というシンプルな答えに行きついたところで今月のコラムはこのへんで。

フラチナリズム モリナオフミ

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