<いい音爆音アワー>、次回は「一人で何でもやる人♪特集」

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洋楽・邦楽・時代を問わず、古今東西の名曲・名演奏をいい音で心地よい音量で聴きましょうというイベント<いい音爆音アワー>のvol.132が2022年10月12日(水)に行われる。今回のテーマは「一人で何でもやる人♪特集」、場所はいつもの通りニュー風知空知(東京・下北沢)での開催だ。

「一人で何でもやる人♪特集」は、その名の通り、バンドでもユニットでもなくひとりで音楽を仕上げてしまうアーティストにスポットを当てたもので、トッド・ラングレンのようなプロデュースも務めるマルチプレイヤーのような人から、DIYで仕上げてしまうシンガーソングライター、音に対して高い職人気質を持つ山下達郎のような人まで、多くのミュージシャンにスポットが当たることになりそうだ。昨今ではベッドルームミュージックもそれに当たるわけで、兄妹での共同作業ではあるもののスタイルとしてはビリー・アイリッシュもその典型だろう。

また、この日には、自宅に備えるツールですべてを作りあげてしまうミュージシャンとして村上ユカがゲストとして登場する。ちょうど10月12日当日に9年ぶりとなる5thアルバム『宇宙的』をリリースする村上ユカも、すべての楽曲制作とアレンジを自身でこなす「一人で何でもやる人」だ。


村上ユカ

以下は、「一人で何でもやる人♪特集」を迎えるに際して、<いい音爆音アワー>主催者であるふくおかとも彦 [いい音研究所]によるメッセージである。

  ◆   ◆   ◆

音楽スタイルの変遷、多様化には、「器械の発達」ということが大きく関係していますね。エレクトリック・ギターとエレクトリック・ベースはロックを生み出し、シンセサイザーとシーケンサーはテクノを成立させ、サンプラーは音楽に無限の多様性をもたらしました。

そしてマルチトラック録音は複数メンバーが同時に演奏する必然性をなくし、さらにコンピューターの進化は、能力さえあれば、たった一人で音源制作をまっとうすることも可能にしました。

一人でつくる音楽は、やはり大勢の人が関わる音楽とは違います。いや、今や聴感上はほとんど同じようにつくることも可能ですが、そういうテクニカルなことよりも、創作マインドの違いが重要です。

複数の人たちでつくるには、みんなを引っ張っていける強いリーダーシップを持つ人がいるか、あるいは全員の意思疎通が極めてスムースであるか、理想的にはどちらかの環境がほしいところですが、それを得ることは簡単ではないですし、得るための努力、あるいは能力は、音楽創作に必要なものとは別物です。

だから、昔は、音楽能力は高いのに、そういった「社交能力」というようなものの不足のために、思うような音楽がつくれず、活躍できなかった人も多かったんじゃないでしょうか。「器械の発達」はそういう人たちにも、成功への道を切り開いたのです(「一人で何でもやる人」=「社交能力がない人」と言いたいのではありませんが、得てして音楽人には独特なキャラクターが多いことも事実です)。

今回は、自身9年ぶりの5thアルバム『宇宙的』を、(ミックスは別だけど)一人でつくりあげ、まさにこの10月12日当日にリリースされる“村上ユカ”さんをゲストに招き、一人でつくることの苦労や醍醐味、悲喜こもごもを伺いながら、「一人で何でもやる人」の名曲・名盤を集めて、いい音爆音で聴いていきたいと思います。

ふくおかとも彦 [いい音研究所]

  ◆   ◆   ◆

<いい音爆音アワー vol.132「一人で何でもやる人♪特集」>

2022年10月12日(水)
@ニュー風知空知(東京・下北沢)
19:30スタート
トークゲスト:村上ユカ(シンガー&テクノポップ・メイカー)

村上ユカ5thアルバム『宇宙的』


2022年10月12日(水)発売
YCFR-0014 3,300 円(税込)
1.宇宙的
2.地球アトラクション
3.がんばりました
4.夕暮れ列車
5.僕の心で
6.蒼き調べ
7.鏡の世界
8.地球儀と砂時計
9.惑星スナップ
10.butterflyeffect(extended mix)
11.銀河エレベーター
12.epilogue Plaisir(inst)


<いい音爆音アワー・ランキング2022“Back to 1980”編>

2022年12月14日(水)
@ニュー風知空知(東京・下北沢)
19:30スタート
「1980年」という1年間に新曲として発売された曲の「TOP 40」を、みなさんの投票で決めたいと思います。「なぜ、1980年なの?」…1970~1980年代がロック&ポップ・ミュージックの黄金時代だと、私は思っています。そのちょうど真中で区切りもよい1980年が、発売年しばりをやるなら第一候補だと考えました。そして、洋邦はもちろん、ジャンルは問いません。「史上最もナイスな100曲」の時もそうでしたが、様々なタイプの曲が並んでいるのが、本イベントらしいところだと考えているからです。
下記の簡単なガイドラインにそって投票してください。投票していただいた方には、抽選で30名様に「いい音爆音アワー・ロゴ入りボールペン」を記念にプレゼントします。
・お一人1回、3曲以上、10曲までエントリーできます。
・アーティスト名と曲名を、販売商品またはウィキペディアの記載通りにご記入ください。
・外国曲は原則アルファベットでご記入ください。韓国・台湾・中国などのアーティストはウィキペディアの記載に準じてください。
・コメント欄の記入は任意ですが、ナイスなコメントの場合、ボーナス・ポイントが加算されることもあります。
・対象作品は、1980年1月1日から12月31日の間に初めて発売された音源です。たとえば、The Bugglesの「Video Killed the Radio Star」は、収録アルバム『The Age of Plastic』は1980年発売ですが、シングルとして1979年9月に発売されていますので対象外です。しかしシングル以外のアルバム曲はOKです。
・以前に発売された曲のカバーでも、そのカバー音源が1980年に発売されたならOKです。
・ライブ・バージョンやリミックス音源は、特にその音源に思い入れがある場合を除き、NGとします(思い入れはコメント欄にご記入ください)。
◆「1980年」ベストソング投票フォーム

◆村上ユカ・オフィシャルサイト
◆<いい音爆音アワー>オフィシャルサイト
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