マイケル・ジャクソンがチャート初登場1位、エンリケ・イグレシアスは2位

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Michael Jacksonのシングル“You Rock My World”の反応はイマイチだったが、彼の8年ぶりの新作『Invincible』はBillboard 200アルバムチャートで初登場トップに輝いた。

情報筋によると、『Invincible』は1週間で36万6000枚を売り上げ、初登場したEnrique Iglesiasのニューアルバム『Escape』を約10万枚上回った。

先週1位だったDMXの『The Great Depression』はJacksonとIglesiasのワンツーパンチを食らい、3位に陥落。4位に初登場したのは、これまたヘビーなヒットを飛ばしているBackstreet Boysのベストコレクション『The Hits: Chapter One』。一方、Enyaの『Day Without Rain』は5位にランクダウン。

Nickelbackの『Silver Side Up』はワンランク返り咲いて6位。複数アーティストのコレクション『God Bless America』は3ランクダウンの7位となっている。トップ10を締めくくるのはJa Ruleの『Pain Is Love』(3ランクダウンの8位)、Linkin Parkの『Hybrid Theory』(ワンランクダウンの9位)、Incubusの『Morning View 』(8ランクダウンの10位)。

Iglesiasにとって今回の成功は、かつてポップ音楽界で大ヒットをとばしたスペイン語のアーティストを深く確立するものとなった。Iglesiasは、ポップは常に彼のルーツの一部だとLAUNCHに語る。

「僕がどこから来たのか、否定はしない。ラテン系だってはっきり分かるしね」
「けれど、音楽的な影響は違うんだ。僕の音楽はポップだと思ってる。これまでの人生でずっとポップミュージックの影響を受けてきたからね。アメリカで育って、'80年代のポップミュージックの影響を大きく受けたよ」

今週はJackson、Iglesias、Backstreet Boysのほかにも初登場が大きく目立った。11位~20位の間に初登場したのはLenny Kravitzの『Lenny』(12位)、Jermaine Dupriの『Instructions』(15位)、Mannheim Steamrollerの『Christmas Extraordinaire』(17位)、複数アーティストによるコレクション『What's Going On』(18位)、Three Six Mafiaの『Choices』(19位)。

他に注目すべきデビューはBarbra Streisandの『Christmas Memories』(32位)、Erick Sermonの『Music』(33位)、Destiny's Childの『8 Days Of Christmas』 (59位)など。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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