P.ディディ、D.ボウイ、Dr.ドレーらが『Training Day』のサウンドトラックに参加

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Ethan Hawke、Denzel Washington主演の映画『Training Day』が10月5日(金)、ついに封切りとなる。『Training Day』のサウンドトラックは、すでに9月11日に米国発売されている。

Paul役で映画に出演しているDr.Dreは彼の最新作“Cops DR2”でサウンドトラックにも参加している。Dr.Dreは最近、彼の故郷ロサンゼルスで撮影された『Training Day』のサントラのような、本物を制作するために必要な要素について次のように語った。

「このサウンドトラックのように本物の音楽はすごくリアルで、ストリートなハードコア・ヒップホップなんだ」「というのは、WattsのImperial Courtsで撮影してたからなんだ。分かる? Crenshaw地区のすぐそこでね。ジャングルの中だった。このサントラには駆り立てるような、本物のフィーリングをつかむためにハードコアでアグレッシヴな音楽が必要だ。そうすることで、よりいっそう本物になると思うよ」

『Training Day』のサウンドトラックにフィーチャーされている珍しい組み合わせのひとつは、Sean "P. Diddy" CombsDavid BowieによるBowieのトラック、“This Is Not America”('84年)のリメイクだ。Combsは、彼が同曲の新ヴァージョンで達成したいと思っていることを語ってくれた。

「これにはテクノ、ヒップホップ、ファンクのようなフィーリングがあって、Daveがソウルものを入れている。ソウルロックをね。俺も自分の持ち味を出すよ」「それぞれのフレイヴァーをうまく融合させて、できれば映画を代表するようなヒットレコードにしたいんだ。映画だけじゃなくて、音楽のほうもヒットさせたい。それが今回、課せられた仕事だ……。映画と連携したヒットレコードを制作するってことがね」

またBowieは、よく映画を観た後にインスピレーションを受けて曲作りをするので、映画音楽を書くのはそれほど変わったことではないと言う。

「映画の中にインスピレーションを与えてくれるものがなかったら、映画音楽を1曲作るのはすごく難しいと思う」「だけど、それとは逆にこの映画を見終わった後、映画の中にあったことを書きたいと思って、たくさんの曲が書けたんだ。あんな感じのものが書けたんで、とりあえず、いつでもサウンドトラックは書けると思うよ」

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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