ブライアン・ウィルソンの『Pet Sounds Live』が６月11日に米国発売

過去レコーディングされてきた中でも、最も影響力のあるポップ・アルバムの１つと言われるBeach Boys『Pet Sounds』のライヴ・ヴァージョンが、６月11日に米国でSanctuary Recordsからリリースされる。米国以外の国では６月３日に発売。

アルバムは今年初め、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで４回にわたって行なわれたBeach Boysの中心人物、Brian Wilsonのソールドアウト・ショウから収録されている。Wilsonと彼のバックバンドは、Roger Daltrey（The Who）、Eric Clapton、Elvis Costello、Richard Ashcroft、The Chemical Brothers、Ray Davies（The Kinks）、David Gilmour（Pink Floyd）、Glenn Tilbrook（Squeeze）、Paul Wellerほかを含む聴衆を前に、この'66年のアルバムを全曲再現した。

Daltreyは声明の中で次のように語っている。「Brian WilsonがPet Soundを生で演奏するのを見た後、すぐに家に帰ってBeach Boysのレコードをかけたんだ。レコードはライヴほどは良くないって認めなきゃならないよ。ブライアンは自ら、あのアルバム全体に新しい感受性の深みを与えたんだ」

Brian WilsonとともにPet Soundsを演奏するミュージシャンは、ロサンゼルスをベースに活躍するWondermintsのメンバー、Darian Sahanaja（vibes/key/vo）、Mike D'Amico（per/vo）、Probyn Gregory（theramin/French horn/trumpet/vo）、Nick Walusko （g/vo）の４人のほか、Beach BoysとツアーをしたJeff Foskett（g/vo）、Poi Dog PonderingのPaul Mertens（sax/flute/vo）、Bob Lizik（b/vo）、Scott Bennett（key/per/vo）、Jim Hines（dr/vo）、Taylor Mills（vo）。

Craig Rosen, Los Angeles　LAUNCH.com