ポール・マッカートニー、風邪のためにイギリスでのコンサートをキャンセル

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Paul McCartneyが、10年ぶりに行なわれた英国ツアーの2日目となった4月6日(日)、風邪のために公演をキャンセルした。McCartneyのスポークスマン、Geoff Bakerが読み上げたMcCartneyの声明は次のとおり。

「風邪をひいてしまい、昨夜のショウの後から徐々に声が出なくなってきました。今朝起きると、ほとんど声が出ない状態でした。声が戻るよう、できることは全てやり、午後のサウンドチェックで何曲か歌おうとしましたが、どれも上手くいきませんでした。残念ですが、ツアーの残りのショウを予定通り行なうためにも今夜のショウをキャンセルしなくてはなりません」
McCartneyは先日「Back In The World」ヨーロッパ・ツアーをスタートし、イギリス北部のシェフィールドで予定されていた2公演の初日(4月5日)を終えたところだった。手書きで「ごめんなさい」と書かれた紙をファンにかざすMcCartneyの写真が、イギリスの新聞やネットに掲載された。

声明の中でMcCartneyはこうも言っている。「ショウのチケットを買ってくれた全ての人に申し訳なく思っています。少なくとも、シェフィールドで1回はショウをしなくちゃね」

シェフィールドでの2日目の公演は振り替えが予定されている。チケットはこれから発表される振替日の公演で有効となる。

McCartneyの次のショウは、4月9日のマンチェスター。その後、13日、14日とバーミンガムでの2公演が続く。ツアーは6月1日、Beatlesが誕生したリバプールで最終日を迎える予定。McCartneyは「観客は全てを家に持ち帰り、僕と家族のような関係になるだろう」と語っている。

またMcCartneyは、Save The Earth Foundationのベネフィット・オークションにサイン入りのギターを寄贈している。このオークションには他にEric ClaptonNeil YoungU2といったアーティスト達がサイン入りの楽器や記念品を提供している。オークションは4月23日の午後8時(太平洋標準時間)まで行なわれ、savetheearth.netのサイトで商品を観覧、入札することができる。

Darryl Morden, LA (C)LAUNCH.com
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