テロリズムを気にしていたオフスプリングのDexter Holland

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9月11日(火)のニューヨークとワシントンへのテロ攻撃は、Offspringのヴォーカリスト、Dexter Hollandにとっては驚きではなかった。彼はテロリズムの可能性について以前から考えており、その結果が'00年のアルバム『Conspiracy Of One』(ひとりの陰謀)のタイトル曲であった。Hollandは彼が生まれて生きてきた時代の間に、テロリズムというものが大きく変化してきているとLAUNCHに語る。

「10年前までは、人々はソ連というものを1つの塊として恐れていた。最終核戦争でハルマゲドンになる心配だとか、とにかく、なにかあるときに恐れるべき対象として。ところが今は、何か起こるとしたら、それがリビアやイエメンとかにいる、ひとりの男の仕業である可能性のほうが大きいんだ。実際には、そのほうがもっと恐ろしかったりするんだよ。なぜなら、まったく予測がつかないんで、事前に防ぐこともできないからさ」

米当局の公式発表では現在のところ、テロ攻撃の犯人について特定の組織や国名を挙げてはいない。

Offspring自身の活動については、先日“Conspiracy Of One”ワールドツアーの最終日を迎えたところだ。HollandがLAUNCHに話してくれた内容によれば、しばらくの間はおとなしくしてエネルギーを充電するということである。また、新アルバムの可能性については、おそらく'02年後半まではないだろうとのこと。

Bruce Simon, New York/Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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