日本唯一!アンティーク・オルゴール演奏からオルゴールづくり体験まで!長野・下諏訪「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね」で夏休み体験工房を実施

日本電産サンキョー株式会社



700曲の中から好きな1曲を選んでオリジナルのオルゴールづくりを。夏休み体験工房、7月より開始。

11月10日「いい音・オルゴールの日」に向けて、日本最大のオルゴールメーカーである日本電産サンキョーが、革新的な新製品を開発しています。新製品の発表に先駆け、プレスの皆様にオルゴールの関連情報を定期的にお届けします。


夏休み特別企画!日本唯一!アンティーク・オルゴール演奏からオルゴールづくり体験まで! 長野・下諏訪「日本電産サンキョーオルゴール記念館 すわのね」


700曲の中から好きな1曲を選んでオリジナルのオルゴールづくりを
オルゴール記念館「すわのね」では、希少価値の高い世界のアンティーク・オルゴールコレクションや日本のオルゴールの数々をその音色を確かめながら、楽しんでいただくことができます。アンティーク・オルゴールについては毎正時に30分ほどのガイドがあります。さらには組み立て体験工房も併設しており、クラシックから現代の曲まで700曲からお好きな曲を選んでご自分で組み立て、音の調整をすることで、オリジナルなオルゴールが完成、お持ち帰りいただけます。


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日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」
長野県諏訪郡下諏訪町5805 TEL:0266-26-7300
営業時間:4-9月9:00-17:30、10月-3月9:00-17:00
休館日:5-8月休館日なし、9月-翌4月は毎週月曜日、月曜が祝日の場合は翌火曜日。展示替え時休館。
入館料:
個人 大人1000円/小中学生500円
団体 大人750円/小中学生450円
※団体割引は20名様以上です。障がい者手帳をお持ちの方とその介護の方1名までは上記料金の半額となります。
交通のご案内:
電車:中央本線「下諏訪駅」より徒歩約10分
お車:長野自動車道・岡谷ICより約15分、中央自動車道・諏訪ICより約25分 駐車場完備

詳しくはホームページをご覧ください。
▶http://www.nidec-sankyo.co.jp/museum/



オルゴールとは?


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18世紀に誕生。その場で生演奏を楽しめる不思議な箱

「オルゴール」といえば、小さな箱を開けると奏でられる独特の音色を思い浮かべる人は多いでしょう。開くたびに、シリンダーが回って、表面の突起が振動板(櫛歯)をはじき、音が奏でられるしくみは、何かノスタルジックな音色とともに思い起こされます。オルゴールは機械仕掛けによって、自動的に楽曲を演奏する楽器の一つ。その場で演奏風景を見ながら、生の演奏を楽しめる特殊な「楽器」です。オルゴールは、スピーカーやヘッドフォンから出力されるデジタルサウンドとは異なる、立体的で心地よい独特な音色を奏でます。その秘密は、オルゴールの生音に豊富に含まれる高調波成分。人間の耳では聴き取れない高調波成分は、山や川、海といった自然の音に多く含まれており、リラックス効果をもたらすといわれています。特別な思い出の曲の入ったオルゴールを誰かにプレゼントしたいと思った人や学校の校歌をオルゴールにこめて卒業記念に受け取った人もいらっしゃるのではないでしょうか。デジタル全盛の時代にあって、そうしたデジタルの音とは違うあたたかな響きと意味合いをもつオルゴールは多くの人々の心を和ませています。そして誕生以来、変わらぬ仕組みで独特な音色を奏で続けています。

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現代の産業分野に発展したオルゴールの技術
また、オルゴールは回転体を廻す駆動部分、音を奏でる振動板(櫛歯)と筐体、ギアを使ったカラクリから構成され、そこにはものづくりのエッセンスがつまっています。オルゴールの駆動部分はゼンマイだけでなく、モータで動くものがあり、ギアを使ったカラクリは18世紀ヨーロッパの自動演奏楽器やオートマタ、日本では江戸時代のカラクリ人形に至ります。そして、これらの技術は現代の最先端テクノロジーに進化し、カメラやロボットなど産業分野の至るところで応用展開されました。まさにオルゴールの仕組みはさまざまな産業分野に生かされているのです。
現在、世界でオルゴールを作っているのは4カ国。オルゴール発祥の地であるスイス、中国、アメリカ、そして日本です。なかでも長野県諏訪に生産拠点をもつ日本電産サンキョーは、戦後のオルゴール全盛期には世界の9割のオルゴールシェアを誇りました。日本のオルゴールの歴史は日本電産サンキョーの歴史といえます。

オルゴールの起源はカリヨンの鐘
さて、オルゴールの起源は、14世紀ヨーロッパの教会の鐘カリヨンにまで遡ります。地域の人々は音程の異なるいくつかの鐘の音で祈りの時間を知りました。15世紀には時計塔ができ、ゼンマイが発明されると時計は小型化され、家庭にも普及。ベルが入った音楽時計は毎正時にメロディーを奏でました。このベルがさらに振動板の機構に進化し、今のオルゴールの形ができます。

1796年、時計から独立しスイスで誕生
1796年にスイスの時計職人アントワーヌ・ファーブルが時計から独立した最初のシリンダー・オルゴールを制作。その後、ディスク・オルゴールが1886年ドイツのパウル・ロッホマンによって発明されたといわれています。産業革命後のドイツを中心に、スイスでも作られるようになり、最大市場であったアメリカで、最大のメーカーが誕生します。しかし、その後は、蓄音機の発明普及をはじめ第一次世界大戦の勃発により、市場縮小を余儀なくされました。
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2種類のオルゴール

シリンダー・オルゴール
シリンダーに埋め込んだピンで振動板の弁をはじき、メロディーを奏でる仕組みのオルゴールは時計の付属品として生まれ、発展しました。初期のものは1回転1曲の演奏でしたが、やがて弁の先を尖らせて弁と弁の間隔を開け、1回転ごとに曲目力ムでシリンダーを移動させて曲数を増やす工夫がなされました。またシリンダーの直径を大きくして曲の長さを伸ばしたり、さらにシリンダーを交換できるタイプも作られました。
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ディスク・オルゴール
一方、ディスク・オルゴールは、シリンダー・オルゴールのドラムを円盤状にしたものです。星の形をした歯車であるスターホイールにより、大きな力で弁を弾くことができ、その結果生まれるゴージャスな音色が見事な編曲と相まってより豊かな音楽表現を可能にしました。またディスクを交換し、多くの曲を楽しむことができます。
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日本のオルゴール誕生はGHQの依頼から
日本で初めてオルゴールが作られたのはスイスのシリンダー・オルゴールの発明から約150年後、1948年のことです。戦後まもなく、GHQ経済科学局から商工省(現・経済産業省)に日本でオルゴールの生産を行わないかと、各社に打診がありました。そこで試作第1号が完成しますが、その音色は「バケツの底をたたくような音だった」といいます。その後の技術革新は目覚ましく、今では、弁の数も18弁から160弁まで、価格は800円から500万円まで、さまざまなバリエーションがあります。

オルゴールの歴史的なコレクションから日本の最新モデルまで、長野県下諏訪町にある日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」では700曲の音色と貴重な作品、モノづくり体験までお楽しみいただけます。
※すわのね(https://suwanone.jp)詳細は、参考資料をご覧ください。

こうして、ヨーロッパで誕生したオルゴールづくりの技術は、時代を経て、日本の精密機械工業の中心地である諏訪の地へと受け継がれ、現在も新たなオルゴール開発へとつながっています。

どうぞこちらのHPでオルゴールの音色をお確かめください。30弁50弁72弁100弁の音色の違いをお楽しみいただけます。
日本最大のオルゴールメーカー「日本電産サンキョー」 高級オルゴール オルフェウス
▶ https://www.nidec-sankyo.co.jp/orgel/lp/

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