YouTubeなどでの演奏動画でも話題の伝統楽器「篠笛」の国内トップブランド。獅子田流篠笛の有限会社大塚竹管楽器が篠笛キッチンカーで2024年3月末開催の舎人公園 千本桜まつりに出店しました。

足立ブランド



優れた製品・技術を持つ事業者を広く認定し区内外へPRする「足立ブランド」。認定企業である有限会社大塚竹管楽器も掲載された「足立ブランド認定企業紹介冊子」が2024年3月末日にリニューアルされました。

■ 足立ブランド認定企業紹介冊子をご希望の方に送付します
足立ブランド認定企業である有限会社大塚竹管楽器(以下、大塚竹管楽器)も掲載された「足立ブランド認定企業紹介冊子」のリニューアルを記念して、「足立ブランド認定企業紹介冊子」を有限会社大塚竹管楽器から10名様に送付させていただきます。
送付依頼は文末の応募フォームをご利用ください。

[画像1: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-dcb232621e650068782c-0.jpg ]

■ 日本の祭りを象徴する澄んだ音色「篠笛」のトップブランド
「日本のお祭り」「祭り囃子」といった言葉を聞くと、日本人全員が頭の中に「ピーヒャラ ピーヒャラ」とでも形容すべき高く澄んだ音色が鳴り響きます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-6299e9bd68e15ea83c0f-1.jpg ]

この音色は、「篠笛(しのぶえ)」という日本古来の木管楽器・横笛によるものです。
日本古来の横笛には幾つかバリエーションがあり、たとえば雅楽などで用いられる笛は「龍笛(りゅうてき)」と呼ばれ、笛の外側や内側に漆や朱漆を塗り重ねたり、紐状にした樺桜を巻くなど、貴族や武士など上流階級での使用にふさわしい意匠が施されている特徴があります。

一方、「篠笛」はまさに庶民の楽器。
日本全国の村祭りで吹かれてきた篠笛はまさに「竹そのもの」と言うべき、非常にシンプルで素朴な見た目をしています。西洋のフルートや私たちが小学校で習うアルトリコーダーなどは元々木製でしたが、現在は金属製や樹脂製が主流になっていますよね。ここまで原形を留めて現代に伝わっている楽器は珍しいのではないでしょうか。

作り方をご覧いただけると、「篠笛」が「竹(篠竹)」から作られる素朴な楽器であることが伝わりやすいかと思います。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=UK212ksmxws ]

動画の最後で実際の篠笛が奏でる音色を聞いていただきました。
竹のしなやかさから生まれる、空気を震わせる研ぎ澄まされた音色。
私たち大塚竹管楽器は、この篠笛づくりを切断・穴あけ・玉込め・漆塗り・藤巻き仕上げまで全工程一貫で行っています。

全国の有名な祭りで使用される篠笛、古典調、唄笛、明国伝来の笛など、多様な篠笛を1本調子から12本調子まで製作しており、「獅子田流篠笛」の四代目として、篠笛の世界ではありがたいことに知られた存在です。

ただ、それだけでは「お祭りで笛を吹く」という方以外には縁遠い存在でしかありません。
もう少し、皆さんにも興味を持っていただける篠笛の魅力についてお伝えさせてください。

■ J-POP、アニソンから洋楽まで演奏するだけで独特の音色が出せる「篠笛」の魅力
近年、YouTube等の普及で「歌ってみた」「演奏してみた」といった動画を良く見かけるようになりました。

著名なアーティストさんの楽曲を自身の声や演奏でカバーする。もちろん元々その楽曲に使われている楽器を使ってのカバーも人気ですが、特に支持を集めているのはアップテンポな楽曲をピアノでしっとりとカバーする、その楽曲に使われていない独自の楽器で演奏してカバーする、といった動画です。

篠笛は、今この分野で大きな注目を集めています。
試しにYouTubeで「篠笛」と検索していただくと、「天空の城ラピュタ」や「鬼滅の刃」「千本桜」、松任谷由実さんの楽曲など、実に多彩な楽曲が篠笛で「吹いてみた」という形でカバーされているのがお分かりいただけるでしょう。

良かったら、興味のあるご自身が馴染みのある楽曲をひとつ視聴してみてください。
きっと、新鮮な、しかしどこか懐かしい気持ちになる音色に魅了されることでしょう。
素朴な竹が奏でる音色に、知らず知らず心が癒される。時には心がかき立てられ、激しく感情が揺さぶられる。それは私たちが日本人だからです。
これが日本人のDNAにその音色が刻み込まれた、篠笛という楽器が持つ力です。

古典調の篠笛だと、神楽や祭り囃子など、どうしても和の音階の楽曲しか演奏できません。
そこで、昨今はJ-POPや洋楽などを演奏したい方のために、五線譜の楽譜に対応した、所謂ドレミ音階に調律した篠笛も製作・販売しております。

[画像3: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-23f49b439fffd63a16a0-2.jpg ]

大塚竹管楽器の「洋楽調 東雲」は、まさにこの用途のために作られた調律笛。
琴・三味線・尺八、洋楽器と合奏することも可能で、独奏した曲をYouTubeなどに演奏動画として投稿するもよし、複数人で和楽器のアクセントを加えたバンド活動などにもご利用いただけるなど、幅広い演奏を愉しむことができます。
https://www.fueya.com/?mode=cate&cbid=1952590&csid=0

私たち大塚竹管楽器の「獅子田流篠笛」はオンラインショップでもご購入いただけますが、ぜひ一度足立区入谷の工房併設型ショップへお越しください。
篠笛日本一、すなわち世界一の品揃えで、試奏後の購入も可能です。

■ 篠笛キッチンカーで日本の伝統芸能普及にチャレンジ
最近、大塚竹管楽器では新しい取り組みをはじめました。
皆さんも記憶に新しい2020年からのコロナ禍、人が集まるイベントが続々と中止となるなかで、日本各地で長年続けられてきた地域のお祭りもまた、開催を見合わせることになりました。

毎年お祭りに合わせて繁忙期を迎えていた篠笛づくりが、そのご注文も途絶え、もちろん法人としても厳しい時期ではありましたが、なによりも「このままでは日本中から篠笛の音色が消えてしまう」という危機感を覚えました。

そこで、ただ工房で注文を待つのではなく、少しでも自分たちが動いて日本中に出向くことで篠笛の音色、魅力を伝えたいと「F+BASE」と銘打ったキッチンカーをスタートさせました。

普段は大塚竹管楽器の敷地内に置いてありますが、近隣のイベントなどにはキッチンカーとして出動、ホットサンドやクラフトビールなどを販売しながら、篠笛の演奏もお届けして、少しでも気軽に篠笛に触れる機会を皆さんにも持っていただきたいと考えています。

2024年3月末に大塚竹管楽器の地元、足立区で開催された舎人公園 千本桜まつりに出店しましたので、その模様を最後に少しご紹介したいと思います。

[画像4: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-51c4239443826b47e017-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-2eff6e1c2e37b4d5fe3a-4.jpg ]

この日は千本桜まつりの盛り上げとキッチンカー「F+BASE」PRのため、そしてなにより会場の皆さんに篠笛の音色に触れていただくために、演奏家に来ていただきました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-723098265c02a1b4d8ca-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-c3237dc4dcec8090eb27-6.jpg ]

篠笛キッチンカー「F+BASE」の出店にご興味をお持ちのイベント関係者の方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声掛けください。

[画像8: https://prtimes.jp/i/136487/57/resize/d136487-57-3cbba4dcddedf456b92c-7.jpg ]

■ 足立ブランド認定企業紹介冊子・送付希望の方へ
足立ブランド認定企業である有限会社大塚竹管楽器も掲載された「足立ブランド認定企業紹介冊子」を有限会社大塚竹管楽器から10名様に送付させていただきます。
送付ご希望の方は下記の応募フォームをご利用ください。
※ 部数に限りがございますので、ご希望者多数の方はPDF送付になる旨をご了承ください。

足立ブランド認定企業紹介冊子 / 有限会社大塚竹管楽器・応募フォーム
https://x.gd/GeJZ8

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企業情報
有限会社大塚竹管楽器
https://www.fueya.com/

会社名:有限会社大塚竹管楽器
住 所:東京都足立区入谷7-16-2
電話番号:03-3856-6890
代表者:大塚 敦

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取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。

産業経済部産業振興課ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605

足立ブランド公式Webサイト
https://adachi-brand.jp/



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