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ジェニー・ヴァルは、1980年7月11日生まれ、ノルウェー出身のシンガーソングライター、レコードプロデューサー、音楽家、小説家。これまでに7枚のソロアルバムを発表しており、そのうち2枚はRockettotheskyという別名義で、5枚は自身の名義で発表している。

2015年、ヴァルは5枚目のスタジオ・アルバム『Apocalypse, Girl』をリリースし、広く批評家の称賛を得た。 翌年、彼女は吸血鬼、月経、1970年代のホラー映画に影響を受けたコンセプト・アルバム『Blood Bitch』をリリースしている。

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1999年まで、ヴァルはShellyz Ravenというゴシックメタルバンドのボーカリストだった。オーストラリアのメルボルン大学でクリエイティブライティングとパフォーマンスを専門に学んだ。在学中、オーストラリアのバンドiPanicとFolding For Airのボーカルを務め、Thomas McGowanと共に2004年にEP "Are you afraid of heights? "をリリースした。

その後ノルウェーに戻り、2006年にデビューEP「Cigars」をリリース、Spellemannprisen(ノルウェーのグラミー賞にあたる賞)の「最優秀新人賞」部門にノミネートされる。Rockettotheskyと名乗りTrust Me Recordsと契約し、2006年に『To Sing You Apple Trees』、2008年に『Medea』という2枚のスタジオアルバムをリリースした。『Medea』リリース後、再び本名に戻る。レーベルRune Grammofonと契約し、アルバム『Viscera』(2011年)と『Innocence Is Kinky』(2013年)をリリース。2015年にはニューヨークのSacred Bones Recordsから3枚目のアルバム『Apocalypse, Girl』をリリース。彼女のソロ音楽は、アヴァンギャルド、アートポップ、「一種の実験的民族音楽」などと評されている。またHåvard Voldenとコラボレーションし、Nude on Sandとして2012年にセルフタイトルのアルバムを、Susanna Wallumrødとコラボレーションし、2014年にアルバム『Meshes of Voice』(WallumrødのSusannaSonataレーベルよりリリース)を発表している。セント・ヴィンセントのツアーをサポートした。

2016年にはLasse Marhaugとコラボレートしたアルバム『Blood Bitch』をリリース。 このアルバムは2017年にPhonofile Nordic Music Prizeを受賞している。審査員はこのアルバムを「夢中にさせる、雰囲気のある、挑戦的で考えさせられる」とする声明を発表した。さらに2018年にはLost Girlsの名で再びHåvard Voldenとコラボレーションし、『Feeling』というEPをリリースした[12]。 このデュオ名は同名のグラフィック・ノベルから着想を得ている。

2019年9月、フヴァルは7枚目のアルバム『The Practice of Love』をリリースし、元サイケロックバンドThe ObservatoryのVivian Wang、オーストラリアのシンガーソングライターLaura Jean、フランスの実験音楽家Félicia Atkinsonをゲストボーカルに迎えた。フヴァルはアルバムを宣伝するツアーを予定していたが、COVID-19流行で北米公演はキャンセルになった。2021年、ロストガールズは初のフルレングスLP『Menneskekollektivet』をリリースした。このアルバムは、集計レビューサイトMetacriticによると、「普遍的な賞賛」を受けている。