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変貌しながら進化する新世代JAZZシーンの精鋭シオ・クローカーはトランペットを通して語る現代のストーリーテラーだ。クリエイターとして境界線を設けることを嫌うグラミー賞ノミネート・アーティストであり、プロデューサー、作曲家、思想的リーダー、インフルエンサーでもあるシオは、伝えたいことを音楽にのせて響かせる。グラミー賞受賞のトランペッター、ドク・チーサムを祖父にもつ。

上海で7年間の音楽活動を経て、2014年にディー・ディー・ブリッジウォーターとのコラボ作『Afro Physicist』の沸き立つようなユニークなサウンドとともに音楽シーンに飛び込んできたシオ。若くして注目され、これまで様々なアーティストたちと共演。J.コール『4 Your Eyez Only』やコモン 『Black America Again』(2016)にも参加している。2016年リリースの2作目『Escape Velocity』が成功を収め、続く2019年『Star People Nation』で大きく飛躍する。第62回グラミー賞でベスト・コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバムにノミネートされ、多くのメディアがその才能を称賛、伝統的なジャズ・ファンからも注目を浴びる存在となった。Stereogum,Paste等音楽情報メディアを筆頭に、ニューヨーク・タイムズ紙でも「渦巻くようで唐突なヒップホップ・ビートから勢いのあるスウィング、さらには思わず魅了されてしまうアフリカの打楽器を使ったパッセージ、それらを自在に行き来するアルバム。」と評された。

2021年リリースした『ブラック2ライフ||ア・フューチャー・パスト』(原題:BLK2LIFE || A FUTURE PAST)で、JAZZ JAPAN AWARD2021 ニュー・スター部門を受賞。