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デイモン・ケリー (Lead Vocals/Rhythm Guitar)
クリス・ライアン (Drums)
ジェフ・カーン (Bass Guitar)
ピート・フライ (Lead Guitar)

カナダはサスカチュワン州サスカトゥーン出身のROCKARMAは、ラウドなギターとビッグなヴォーカルでリスナーがステレオのヴォリュームを11にしたくなる…そんなバンドだ。

リード・ギター/リード・ヴォーカルでメイン・ソングライターのデイモン・ケリーは、10年以上にわたり自らのヴィジョンとしてROCKARMAを抱き続けてきた。そして2005年、遂にそのヴィジョンを実現するときが来た。

過去数年にわたり、様々な業界の人々に楽曲を送り続けてきたデイモンだったが、ふとしたきっかけから2003年に制作した5曲入りデモがFirehouseのギタリストで、同バンドのプロデューサーとしての役割を果たす他、最近ではソロ・アーティストとしても活躍しているビル・レヴァティの手に渡ったのだった。デイモンのデモをとても気に入ったビルは、結果的にアルバムのプロデュースを引き受けることになった。

更に幸運は続き、Firehouseのリズム隊、マイケル・フォスター(ds)とアレン・マッケンジー(b)をレコーディング・メンバーとして迎えることに成功したデイモンは、2005年、ROCKARMAとしてデビュー・アルバム「Rockarma」をリリースする。参加メンバーもさることながら、強力な楽曲を満載したこのアルバムは、自主制作にも関わらず各地で話題を呼ぶ。

それから約2年を経て経験を積んだバンドは、新たにアメリカのメロディック・メタル・レーベル、『Kivel Records』との契約を締結すると、ニュー・アルバム「Bring It!」の制作を開始する。バンドのメンバーは、加入して1時間後にはアルバムのオープニング・ナンバー"Bad June"をデイモンと共作するなど、抜群のケミストリーを発揮したリード・ギタリストのピート・フライ、ニッキー・シックスを彷彿とさせるソリッドなグルーヴを披露するベーシストのジェフ・カーン、そして前6列の観衆を会場の後ろまで吹き飛ばしてしまいそうなほどパワフルなドラムをプレイするクリス・ライアンに、デイモンを加えた4人だ。

プロデューサーには、アメリカはアーカンソー州出身の4人組で、ROCKARMAとはレーベル・メイトでもあるBombay Blackのメンバー、タイ・シムズ(b/vo)とエリック・ジョンソン(vo/g)が迎えられた。また、レコーディングではドラマーのロブ・マッコーリーが全曲でプレイした他、ジム・ペリー(g)がゲスト参加するなど、同バンドとは友好関係を築いている。

こうして完成したアルバムは、北米有数のメロディック・メタルのオンライン・ショップ『NEH Records』では月間セールス3位を記録、リリース後わずか2週間で初回プレスがソールド・アウトになってしまうなど、そのハード・ドライヴィンかつキャッチーなサウンドは各地で非常に高く評価された。また、2008年4月には、復活を果たしたHarlequinとともに地元サスカトゥーンでMotley Crueのシンガー、ヴィンス・ニールのサポートを務めるという大きなチャンスを得る(残念ながらヴィンスがショウの2日前にキャンセルしたため実現はしなかった…)。

2008年6月、日本デビューを果たした。