カヴァー・ソング、ワースト&ベスト・トップ5

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音楽誌『Total Guitar』が、歴代ワースト・カヴァー・ソングのリストを発表した。シングル・リリースしたわけではなく、たった1度パフォーマンスしただけにも関わらず、この不名誉なリストのトップを飾ったのは、セリーヌ・ディオン。彼女は6年前、ラスベガスのショウでAC/DCの「You Shook Me All Night Long」をカヴァーしたが、悪名高きパフォーマンスになってしまったようだ。

ディオンはステージでエア・ギターまで披露したそうだが、同誌の編集者は「冒涜」とこき下ろしている。

また、エアロスミスとRUN DMCがコラボした「Walk This Way」は大ヒットしたが、UKを代表するガールズ・グループ、ガールズ・アラウドとシュガーベイブスのヴァージョンは「誤り」との烙印を押された。

逆にベスト・カヴァー・ソングとしては、ジミ・ヘンドリックスがカヴァーしたボブ・ディランの「All Along The Watchtower」がトップに上がっている。

『Total Guitar』が選んだワースト・カヴァー・ソング・トップ5は

1.セリーヌ・ディオン「You Shook Me All Night Long」(AC/DC)
2.ガールズ・アラウド/シュガーベイブス「Walk This Way」(エアロスミス)
3.ウエストライフ「More Than Words」(エクストリーム)
4.ウィル・ヤング「Light My Fire」(ザ・ドアーズ)
5.マイク・フラワー・ポップス「Wonderwall」(オアシス)

一方、ベスト・カヴァー・ソングは

1.ジミ・ヘンドリックス「All Along The Watchtower」(ボブ・ディラン)
2.ビートルズ「Twist & Shout」(トップ・ノーツ)
3.ガンズ・アンド・ローゼズ「Live And Let Die」(ザ・ウィングス)
4.ニルヴァーナ「The Man Who Sold The World」(デヴィッド・ボウイ)
5.ミューズ「Feeling Good」(ニーナ・シモン、もともとはミュージカルの楽曲)

全リストは、批評家たちからのコメントは『Total Guitar』の最新号に掲載されている。

Ako Suzuki, London
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