ポール・マッカートニーの結婚式に大勢の大物ゲストが出席

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6月11日(火)、荒れ模様の空の下、Paul McCartneyとHeather Millsの待望の結婚式が、アイルランドのモナガン郡Glasloughにあるレズリー城で行なわれた。出席したゲストの中には元Beatlesの仲間Ringo Starrの姿も見られ、カメラマンらが捉えた彼の姿は、カジュアルな服装でという花婿の要望に応え、フリル付きのタキシードシャツにジャケット、ジーンズという装いだった。また、BeatlesのプロデューサーGeorge MartinやElton Johnらも出席していた。

McCartneyは数日前、結婚式はまったくの「家族行事」で、300人のゲストが出席する中、「10人くらいは聞いたことのある人がいるだろう」と報道陣に語っていた。今年最大ともいえるこの結婚式に出席した主なゲストは他にEric Clapton、Jools Holland(元Squeez)、Chrissie Hynde(Pretenders)、Twiggy、Pink Floydのシンガー/ギタリストDavid Gilmour、俳優のSteve Buscemiなど。噂ではU2のBonoやBill Clinton前米国大統領らも出席したといわれている。

またMcCartneyの4人の子供たちも出席し、兄弟のMikeが新郎の付き添い役を務めた。Mikeは'69年にMcCartneyとLinda Eastmanが結婚したときも付き添い役を務めている。

Millsは、ロンドンの2人のデザイナーの手を借りて作ったレースのウェディングドレスを身につけ、式に少し遅れて登場した。McCartneyのスポークスパーソンによれば、Millsは集まった家族と友人らを前に涙を流し、口ごもりながら話したという。彼女は夫に敬意を払って名付けられた11本のバラの花束と2本のシャクヤクを抱え、McCartney作曲の“Heather”をベースにした結婚行進曲に合わせて、1000エーカーの敷地内にあるSt. Salvator's Churchへ入って行ったとBBCは伝えている。“Heather”はMcCartneyの最近のアルバム『Driving Rain』に収録されている。McCartneyはワイシャツにローズピンクのネクタイをつけ、3ピースのクラシックなダークスーツを着ていた。

誓いの言葉を交わして新婚夫婦となった2人は、McCartneyが'60年代に映画『The Family Way』のサウンドトラック用に書いた曲“Wedding March”のオルガンに合わせ、バージンロードを歩んだ。

おそらくMcCartneyと共にツアーをしたバンドがパフォーマンスを行なったと思われる。McCartneyのスポークスパーソンGeoff Bakerはこのイベントの前に、ゲストや新郎自身によるパフォーマンスが行なわれるかもしれないとロイター通信に語っていた。「ゲストの中には有名なミュージシャンが何人かいる。もしかしたら即興のパフォーマンスがあるかもしれない……。こういったパーティでは、みんなステージに上がるものだよ。MaccaやRingo、Pink FloydのギタリストDave Gilmourといったゲストがいるんだから、何が起きても不思議じゃないだろう?」

Sue Falco, New York (C)LAUNCH.com
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