「隅田川 森羅万象 墨に夢」公募プロジェクト採択企画決定及び主催企画のご案内

「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会



「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会では、墨田区を中心に隅田川流域で行われる「北斎」や「隅田川」にちなんだプロジェクト企画を公募しました。今年度は全44件の企画応募があり、選考委員による検討の結果、13件の企画を採択いたしました。
このたび採択した企画は、2021年9月1日~12月26日にかけて、主催企画とともに、まちなかやオンライン上などさまざまな方法で実施いたします。イベントの詳細は8月頃にWEB等で発表します。

■採択企画一覧(団体名五十音順)

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■選考委員
大内伸輔公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室 事業調整課 事業調整係長
小澤慶介一般社団法人アートト代表、インディペンデント・キュレーター
佐藤慎也日本大学理工学部建築学科 教授
久野敦子公益財団法人セゾン文化財団 常務理事
関口芳正墨田区 地域力支援部 部長

■開催概要

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「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)は、葛飾北斎が90年の生涯を過ごした隅田川流域で、墨で描いた小さな夢をさまざまな人たちの手で色付けしていくように、芸術文化に限らず、森羅万象あらゆる表現を行っている人たちがつながりながら、この地を賑やかに彩っていくことを目指していくアートプロジェクトです。

開催期間中は公募によるプロジェクト企画のほか、まちなかや隅田川を舞台とする主催企画を行うとともに、すみゆめ参加者や地域で文化活動に取り組む人たちが集う「寄合」(毎月開催)を設け、相互に学び、交流する場を創出しています。またメイン期間だけでなく、すみゆめの趣旨に賛同する企画を「ネットワーク企画」として認定し広報協力するなど、一年を通して活動しています。

「北斎」と「隅田川」を主なテーマに、すみだの地域資源を活用する多彩な企画を約4カ月にわたって展開していきます。まちの魅力を見出したり、オンラインでの新たな出会いを紡いだり、「あなたに届く、あしたにつながる」すみゆめプロジェクトをお楽しみください。

期間 2021年9月1日(水)~12月26日(日)
開催場所 隅田川、隅田公園、すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)、すみだパークギャラリーささや、すみだリバーサイドホール、両国門天ホール、SHOP&WORKSHOP すみずみ ほか区内各所
主催 「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会、墨田区
特別協賛 YKK株式会社
協賛 株式会社東京鋲兼
メディア・パートナー J-WAVE 81.3FM

■実施スケジュール

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■主催企画


すみゆめ屋台スタジオ


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みくまり屋台のピクニック
すみゆめ参加団体やアーティスト、地元リポーターが企画のあれこれや地域のおもしろいことを移動スタジオからライブ配信。水を配ることを意味する「水分(みくまり)」と名付けた屋台が区内各所に出向き、出演者と皆さまを迎えます。現場でもオンライン配信でも、トークに耳を傾けながら、のんびりお茶を飲む時間を共有してください。

実施予定 9月下旬から10月下旬、区内公園などで3日間実施
※各回13:30~16:30に屋台をひらき、ライブ配信を行います。
※雨天などにより順延もしくは中止となる場合があります。

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樋口裕一 屋台造形作家、share cafe 分館主宰。物語を屋台に仕立てて展開することで、多様なものが引き寄せられ表出する場をつくるべく活動。身体表現、地域おこし、グラフィックデザイン、シェアカフェ経営、古民家改装、大衆演劇、豆腐の引き売りなど、さまざまな分野での経験をボーダレスな屋台空間づくりに活かしている。


「木ノ下歌舞伎のすみだ古典探訪ラジオ」おうち篇・おさんぽ篇
現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する木ノ下歌舞伎、主宰の木ノ下裕一がパーソナリティを務める「まちあるき&ステイホームラジオ」を制作します。隅田川周辺を訪れて、その地に潜む物語や古典作品の背景などをご案内。特製の地図を片手に、あるいはお家にいながらラジオを聞くことで、木ノ下が導く古の世界に想いを巡らしていただきます。

実施予定 10月下旬より12月26日までWEBに開設 https://sumiyume.jp/event/yatai-studio/


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木ノ下裕一 古典演目上演の補綴・監修を自らが行う「木ノ下歌舞伎」を2006年に旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『黒塚』『東海道四谷怪談—通し上演—』『心中天の網島』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『糸井版 摂州合邦辻』など。『三人吉三』が読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネート、『勧進帳』が平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。


「Between Water―ファスナーの船|鈴木康広」


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2018年から毎秋、隅田川を運航している「ファスナーの船」が今年も登場します。吾妻橋から桜橋の間を往復する船の引き波が、まるで水面をファスナーが開いているように見えて、毎回そのユニークな姿が大きな注目を集めています。古くから都市の境界線としての役割を担ってきた隅田川を「ファスナーの船」が行き来し、水面を開くとともに対岸をつないでいきます。

昨年からはWEB特集ページにフォトギャラリーを設け、多くの方から「ファスナーの船」を撮影した写真を募るとともに、「水のパズル」と称して、多彩な水の表情を捉えた動画の投稿を受け付け、パズルのピースに見立てるプロジェクトを進めています。隅田川だけでなく、身近な川や池、湖や海、あるいは水たまりまで、きらめく水面や波しぶき、空を映す水の情景をパズルのピースに納めることで、いつかつながるかもしれない遠くの水の姿を皆さんと見つめていきます。

今回もWEB上で「水のパズル」を展開しながら、「ファスナーの船」航行に際しては写真を募るなど、多くの視線を隅田川に導き、多様な水のありさまに関心を向ける機会とします。

「ファスナーの船」運航
日時 10月30日(土)~11月7日(日) 12:00~14:00
場所 隅田川(吾妻橋~桜橋の間を往復)

「水のパズル」
すみゆめメイン期間中(9月1日~12月26日)、「ファスナーの船」特集ページにて募集・公開
https://sumiyume.jp/event/zipfastenership2021/

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鈴木康広 日常の見慣れた事象に新鮮な切り口を与える作品によって、ものの見方や世界のとらえ方を問いかける活動を続けている。代表作に《まばたきの葉》《ファスナーの船》《空気の人》など。「第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」に日本代表として出展。2020年、《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》が宮下公園に恒久設置される。現在、十和田市現代美術館にて屋外彫刻作品《はじまりの果実》を出展中。武蔵野美術大学教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。


KOSUGE1-16「どんどこ!巨大紙相撲~北斎すみゆめ場所」


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美術家ユニットKOSUGE1-16が全国各地で展開する「どんどこ!巨大紙相撲」を「北斎すみゆめ場所」と題して、相撲に縁あるすみだの地で開催します。

身長180cm、ダンボール製の巨大力士を制作するワークショップを「巡業」と称し、区内4つの部屋(東向島・キラキラ橘・東駒形・亀沢)で実施。子どもたちを中心にチームでアイデアを出し合い、個性豊かな力士たちが誕生します。最強力士を決める本場所には総勢30体ほどが集い、どんどこ!どんどこ!土俵を叩きながら、それぞれ自慢の技を競います。WEB上には「力士名鑑」を公開し、人気投票や優勝力士予想を受け付けるほか、「電子どんどこ!」の仕組みを用いて、ライブ中継で取組の様子を見ながら、スマートフォンやパソコンの画面をタップもしくはクリックすることで好きな力士を応援することもできます。親方による解説や相撲甚句、元・呼出しや力士による太鼓の披露や弓取式の実演も交え、すみだに息づく相撲文化を紹介するとともに、各力士には地元タニマチから提供された懸賞品を贈呈して奮闘を称えます。

巡業(力士制作ワークショップ)
1.東向島部屋 9月23日(木・祝)/北條工務店となり
2.キラキラ橘部屋 9月25日(土)/きらきら会館
3.東駒形部屋 9月26(日)/東駒形コミュニティ会館体育室
4.亀沢部屋 10月3日(日)/すみだ北斎美術館MARUGEN100(講座室)

本場所
日時 10月24日(日)13:30~17:00
場所 すみだリバーサイドホール・イベントホール

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KOSUGE1-16 土谷享と車田智志乃の美術家ユニットとして2001年から活動。現在は高知県佐川町が拠点。ある土地や人々の関係に内在されているハビトゥス(共通の年輪のような存在)の形骸化に注目し、生き生きとしたかたちで再機能させる試みを行っている。巨大な遊具やスポーツ器具を主に木製で、人力で動くよう制作し、プロジェクトを通じて参加者同士あるいは作品と参加者の間に「もちつもたれつ」という関係をつくりだす。


*内容・日時は、当日の天候や新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、予告なく変更となる場合があります。
*プログラムの詳細や最新情報は、すみゆめWEBにてご確認ください。http://sumiyume.jp/

主催:「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会、墨田区
特別協賛:YKK株式会社
協賛:株式会社東京鋲兼
メディア・パートナー:J-WAVE 81.3FM

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