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「情けなくったっていいじゃないか、僕は前を向いていくよ」そう不器用に歌い上げるスウェーデンのパワーポップバンド、DREAMBOY(ドリームボーイ)。

メロディとクレバーなコード進行への憧れからLudwig Bellと彼の幼馴染であるFredrikSwahnは16歳のとき最初のバンドをスタートする。他のバンド友達がいろいろなバンドを行き来する中、彼らは一緒に演奏し続けた。

友人のエンジニアスクールの卒業試験用のプロジェクトとして録音された最初のデモがMerrymakers、MandoDiao、SugarplumFairyなどの音楽プロデューサーであるRonald Boodの目にとまり、ドリームボーイはユニバーサルスウェーデンから「Uncalled For」、「Dance With Me」と2枚の音源をリリースする。その年一番の新人との評価を受けるとともに、スカンジナビアで大きな成功を収めラジオで彼らの曲がかからない日はなかった。この二つに未発表曲を合わせてTHISTIME RECORDSより2006年6月にリリースされた日本独自編集盤のミニアルバム『Uncalled For EP』もその繊細さが大いに日本人の共感を呼びビッグヒットとなった。

しかし音楽方針をめぐってユニバーサルから離れると彼らに苦難の道が待っていた。すでに録音していた曲は宙に浮き、バンドも停滞を余儀なくされる。結局プロデューサーとも袂を分けて活動することに決めた彼らはそれまでくすぶっていたのが嘘だったかのように猛烈な勢いでアルバムのレコーディングをリスタートする。

こうしてハローセイフライドのプロデュースで有名なアンドレアス・セダールンドとともにレコーディングした5曲にセルフレコーディングした7曲を加えついにアルバム『It Means The World To Me』を完成させたのだ。激しいレコード会社争奪戦の末、ノルウェーでのTMCからのリリースが決定。テレビ、ラジオがこぞってオンエアし、スウェーデンでは国民的人気を得るに至っている。