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Outkastが新しく設立したレーベル、アクウェミニ・レコードが送り出す第一弾アーティストがこのSlimm Calhoun。ジョージア州アトランタのカレッジ・パークで育った24歳の彼のルーツはヒップホップに恵まれた環境に身を置き、早い時期からプロダクション・チームのOrganized NoizeやOutkast傘下のアーティストやプロデューサーらと交流を持っていた。アトランタを筆頭にアメリカ南部地域の快進撃はここ日本でも確実に浸透し始めている。このSlimm Calhounは日本ではまだ知名度こそないが、Outkastのメガヒットアルバム『Stankonia』収録の「Gangsta Sh*t」に参加し、顔見せにおいて最高の舞台が整い、本国アメリカではデビュー前から期待の新人として大きく扱われるようになっていた。

そして'00年11月に満を持してリリースしたデビュー・シングル「It's OK」はOutkastのAndre 3000を招き、ビルボード誌の"Hot R&B/Hip-Hop Singles Sales"チャートにおいて、いきなりナンバー・ワンを獲得した。Outkast絡みとはいえこの快挙を誰が予想しただろうか。実に最高の船出となったSlimm Calhounがついにアルバム『The Skinny』をリリース。