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ANGRAのヴォーカリスト、エドゥ・ファラスキ率いるALMAH。19歳の時にMITRIUMというバンドでアルバム・デビューし、SYMBOLSというバンドで2枚のアルバムを残したエドゥは、新生ANGRAにヴォーカリストとして加入。2001年の「REBIRTH」以降バンドになくてはならない存在となった。ALMAHは、エドゥがヴォーカルと作詞、作曲、キーボードとアコースティック・ギターのパート、さらに全ての楽器のアレンジとプロデュースを手掛けるプロジェクトとしてスタートした。ALMAHとは、ヘブライ語で「純粋」や「純潔」を表し、“アルマ”という響きは、ポルトガル語で「魂」、心の奥底の「自分」に由来する真の内なるものを指すという。

2006年にリリースされた1stアルバム「ALMAH」は、NIGHTWISHのエンプ・ヴォリネン、STRATOVARIUSのラウリ・ポラー(当時)、KAMELOTのキャセイ・グリロ、QUEENSRYCHEのマイク・ストーン、DR. SINのエドゥ・アダヌイといった豪華ゲストを迎えて制作された。このアルバムは各国の主要音楽メディアで高い評価を受けたが、一方でソロ・プロジェクトによく見られる“オールスター・アルバム”的要素の強い作品でもあった。

その後ALMAHは、あくまで本格的な“バンド”としての活動をスタートさせる。ANGRAでの盟友フェリッペ・アンドレオーリがベーシストとして加入し、さらにバークリー音楽院卒のマルセロ・バルボーザ、ブラジルのメタル・シーンではそれぞれが名の知れた存在であるパウロ・シュロエバーとマルセロ・モレイラといったブラジル人の腕利きミュージシャンを新たなラインナップとして、2008年9月に2ndアルバム「FRAGILE EQUALITY」をリリース。(ブラジルではLASER COMPANY、ヨーロッパ/北米ではAFM RCORDSからリリース)

バンドはブラジル国内ツアーやヨーロッパ・ツアー、フェスへの参戦と精力的に活動。2011年に入り5月から7月にかけてのレコーディングとスタジオ作業を経て、3年ぶり通算3作目となるアルバム『MOTION』をリリース。