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インダストリアルの申し子とされるバンドは、Einsturzende NeubautenやCabaret Voltaire、Throbbing Gristleをはじめ多数あるが、Ministry(''81年、シカゴでAl Jourgensenにより結成)は、ノイズの実験的使用やエレクトロニクスの集中的使用に新たな段階をもたらしたバンドとして知られている。

Ministryのサウンドは、耳障りだが魅力的で完成されたものだが、Wax Trax!からの初期のシングル(“Everyday Is Halloween”“The Nature Of Love”“Cold Life”――すべて『Twelve Inch Singles 1981-1984』に収録)は、シカゴのハウスミュージックシーンのダンスフロアでよくかかる結構軽いサウンドだった。軽いとはいえ、単純なリズムと気取った英国アクセントで歌う、受けをねらったポップソングの裏には、現実をあざ笑うような響きがある。

Aristaに注目されたのをいいことに、この駆け出しのバンドはうまく同社を利用した。Aristaとの契約は非常に短期間で、アルバム『With Sympathy』をレコーディングしたが、不評に終わっている。これは商業的成功をねらったAristaが、Wax Trax!時代のシングルのサウンドをさらに売れやすくしようと細工を凝らしたアルバムだった。

その後Al Jourgensenは元BlackoutsのベーシストPaul Barker、ドラマーWilliam Reiflin、キーボーディストRoland Barkerと組み、Adrian Sherwood のプロデュースによる『Twitch』をリリース。力強いグルーヴを利かせたサウンドは、心に染みるようなエレクトロニクスから強烈なギタープレイまで幅広く、ダンスリズムとわめき声がうまくブレンドされ極めて魅惑的だ。

彼らのサウンドは『The Mind Is A Terrible Thing To Taste』と『Psalm 69』で完成の境地に達する。“Work For Love”以来初めてのラジオヒット“Jesus Built My Hot Rod”のおかげで商業的成功を収めた後、''92年にはLollapalooza Tourでヘッドライナーを務めた。

『Psalm 69』から4年後、『Filth Pig』がやっと仕上がる。10年前の『Twitch』からすると、驚くべき成長を遂げたアルバムだ。

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