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1953年(昭和28年)東京生まれ。作曲家。
慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかはロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学ぶ。

1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。以後、現代のクラシック系音楽創作界(いわゆる「現代音楽」)の非音楽的な傾向に異を唱え、調性やメロディを全面的に復活させた独自かつ異端の路線を貫き、作曲活動を展開する。

作品は、交響曲6曲や協奏曲10曲を始めとするオーケストラ作品を中心に、〈鳥のシリーズ〉などの室内楽作品、〈プレイアデス舞曲集〉などのピアノ作品のほか、ギター作品、邦楽作品、舞台作品など多数。

1998年からはイギリスのシャンドス(Chandos)とレジデント・コンポーザーの契約を結び全7枚に及ぶオーケストラ作品集を録音。また、プログレッシヴ・ロックの名作「タルカス」のオーケストラアレンジ、NHK大河ドラマ「平清盛」の音楽なども担当。クラシックというジャンルを越えた幅広いファンの支持を得ている。

評論・エッセイなどの執筆活動のほか、FM音楽番組の解説者やイラストレイターとしても活動し、著書に「調性で読み解くクラシック」(ヤマハ)、自伝「作曲は鳥のごとく」(春秋社)などがある。