【年末特集】V系ファンに捧ぐ。2023年BARKSで最も読まれたV-ROCK記事TOP30

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BARKSでも人気の記事カテゴリ「V-ROCK」。V系ファンに特に刺さりそうな記事を集めたカテゴリとして展開しているが、ありがたいことに2023年もV系好きか否かを問わず、多くの方にこのカテゴリの記事を読んでいただいた。ここでは特によく読まれたV-ROCK記事をランキング形式で紹介していく。良質なインタビュー記事、ライブレポート記事がたっぷりなので、2023年の振り返りを兼ねてぜひもう一度チェックしてもらえると幸いだ。

   ◆   ◆   ◆


「V-ROCK」カテゴリでよく読まれた記事第1位は、2022年12月27日に日本武道館で開催された<V系って知ってる? powered by MAVERICK DC GROUP>のライブ写真約200点を集めた記事。本ライブはV系の再興をテーマに、DEZERTのSORAを発起人に開催されたもの。アルルカン、girugamesh、ムック、キズ、D'ERLANGER、DEZERTのステージはもとより、各種セッションの写真まで網羅。まさにV-ROCKの全てを見ることができる記事だと言える。

V-ROCKシーンを賑わせたこのイベントは、今年は<V系って知ってる! -VISUAL ROCK COUNT DOWN 寸前GIG 2023->として東京都 EX THEATER ROPPONGIにて開催される。“V系って知ってる?”から“V系って知ってる!”へ──なんともエモい。

関連記事:【ライヴレポート】<V系って知ってる?>、7時間越え全47曲の熱狂と尊いセッションの数々「後世につなげていく」


第2位は、X JAPANが「Angel」をリリースすると発表した際の記事。「Angel」は、YOSHIKIが作詞、作曲を手がけたバラードソング。“誰かを愛して、諦めないで、死なないで”というメッセージを込めた作品だ。この発表には、新曲を待ち望んできたX JAPANファンから多くの歓喜のコメントが寄せられた。


しかし大変悲しいことに、この数ヶ月後、X JAPANのHEATH急逝が報じられた。改めて哀悼の意を捧げたい。

関連記事:【哀悼の意を込めて】HEATHは、孤高のベース職人でした


BARKSでは「楽器」カテゴリの記事も人気。こちらは2022年の記事だが、LUNA SEAが『MOTHER』『STYLE』再録アルバムをリリースしたことや、THE LAST ROCKSTARSが2ndツアーを開催したことなどに寄せて、再度注目が集まった形だ。機材、サウンドについてSUGIZO自身が語った貴重な言葉をぜひチェックしてほしい。


第4位にランクインしたのはHYDEの記事。2023年第一弾新曲「TAKING THEM DOWN」についてのリリースインタビューだ。本楽曲は『P真・北斗無双 第4章』タイアップソングで、ラップにも注目のラウドナンバー。なお、2022年7月以来の単独インタビューとなり、楽曲についてだけではなく、パンデミックの時代に感じたことからTHE LAST ROCKSTARSの活動、ドキュメンタリー映像『L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary』についてなど、多くのことが語られている。


続くは、貴重なYOSHIKIのインタビュー記事。映画 『YOSHIKI:UNDER THE SKY』の公開、<YOSHIKI CLASSICAL 10th Anniversary World Tour with Orchestra 2023 'REQUIEM'(レクイエム)>公演を控え、多忙なYOSHIKIを直撃。母を亡くし大きな悲しみに襲われた彼は、しかしその悲しみだけに浸ってはいられないほどのプロジェクトを進行しており、「壁をぶち壊すしかない」と語った。




第3位のSUGIZOに続き、LUNA SEAからランクインしたのはRYUICHI真矢のインタビュー。11月にリリースされたセルフカバーアルバム『MOTHER』『STYLE』に寄せてのものだ。『MOTHER』『STYLE』リリース当時のレコーディングエピソードから現在との対比など、様々な角度から質問を投げ掛けたロングインタビューとなっている。

関連記事:
【ライヴレポート】LUNA SEA、全国アリーナツアー『MOTHER』再現公演で「今日、この瞬間から始まった」
【ライヴレポート】LUNA SEA、全国アリーナツアー『STYLE』再現公演で「ここから先の未来をみんなとともに刻んでいく」



-真天地開闢集団-ジグザグのインタビューも第8位にランクイン。10月リリースの第四完全音源集(4thアルバム)『慈愚挫愚 四 -最高-』について、命(Vo, G)は「本来の僕はたぶん、今回の収録曲のような人間なんですよ」語る。このインタビューでは、その真意をメンバー自らが徹底解説してくれている。

関連記事:【ライヴレポート】-真天地開闢集団-ジグザグ、全国ホールツアー<最高>ファイナルの東京ガーデンシアターで「広いね。大きくなったものよのう」


8月に行われた、MUCCNIGHTMAREによる東名阪ツーマンツアー<悪夢69>に寄せての対談企画も人気だった。同じ年にメジャーデビューを果たし、同じヴィジュアル系シーンにいつつも独自のスタンスで活躍してきた両バンドの関係性が垣間見られる記事で、ツアー終了後に読んでも興味深い。他のメンバー同士の対談&ライブレポートも合わせてチェックしてほしい。

関連記事
【対談 #2】ミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>とギター「空回りしてない?くらいのほうが面白い」
【対談 #3】YUKKE(MUCC) × Ni~yaとRUKA(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>とリズム「V系が流行り廃りではなく文化になった」
【対談 #4】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>と確かな関係性「“株式会社ヴィジュアル系”で言ったら社長クラス」



第10位には、“音楽×ファッション”をテーマに据えたSUGIZO×ESPの特別展示会<ESP CRAFT HOUSE 40th Anniversary Exhibition『SUGIZO Museum -MUSIC×FASHION-』>内で行われた、<SUGIZOスペシャル・トークライヴ>の模様を完全再現した記事が。ESPのクラフトマン進士氏、kiryuyrikやTHE ONENESSのデザイナー高栁氏がゲスト、司会はBARKS代表の烏丸哲也が務めた。「ファッションと音楽はすごく密接な関係にある」と語るSUGIZOの、ライヴサウンドやステージ衣装に対する探究心を知ることができる。


活動休止に入る前の2013年、日本武道館公演の最後に「次は、獅子に翼がいいね」というメッセージをスクリーンに残してから10年が経ち、2022年にバンド復活。そして10月に伝説のライブシリーズ<SOPHIA LIVE 2023 獅子に翼V>を開催したSOPHIA。この公演に向けて、松岡充が語るインタビューが第11位に。ライブ当日の記者会見インタビュー、ライブレポートと合わせて読むと、SOPHIAからの思いをひしと感じてもらえるはずだ。

関連記事:
【インタビュー】SOPHIA、記者会見で語った再契約の真意と10年ぶり新曲「俺には決めたことがある」
【ライブレポート】SOPHIA、全4時間全27曲の<獅子に翼>ラスト公演「心の距離は今までよりもずっとそばにいます」


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ここまで、記事カテゴリ「V-ROCK」で読まれた記事を第1位〜11位までまとめた。手前味噌ながら、どれもBARKSならではの貴重で良質な記事だったと思う。また、これ以外にもぜひ読んでいただきたい記事がたくさんある。一部になってしまうが、以下にはリンクをまとめておく。2024年も引き続き、BARKSではV-ROCKファンのみなさまに喜んでいただける記事を展開していくつもりだ。お楽しみに。

文◎服部容子(BARKS)

2023年「V-ROCK」よく読まれた記事ランキング TOP30

01位 【Photo Gallery】<V系って知ってる?>、出演全18組のソロカット含む約200枚を一挙公開
02位 X JAPAN、8年ぶりの新曲「Angel」リリース決定
03位 【機材インタビュー】SUGIZO、ギター遍歴に顕在化する理想「自然に徐々に変化。でも10年前と見比べるとまったく違う」
04位 【インタビュー】HYDE、新曲「TAKING THEM DOWN」と刺激的で濃厚な10ヵ月間を語る「我々も反撃を」
05位 【インタビュー】YOSHIKI「次から次に、高い壁が現れる」
06位 【インタビュー】LUNA SEA、RYUICHIが語る『MOTHER』『STYLE』と30年「何を失って何を得たのか」
07位 【インタビュー】LUNA SEA、真矢が語る『MOTHER』『STYLE』とドラム「音の幹の太さ…それがバンドの歴史の全て」
08位 【インタビュー】-真天地開闢集団-ジグザグ、音源集『慈愚挫愚 四 -最高-』に人間性「武装が剥がれたありのままの自分が出た」
09位 【対談 #1】逹瑯(MUCC) × YOMI (NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>と歌うこと「10年前のアドバイスを今でも守っているんです」
10位 【トークイベント完全再現】SUGIZO × ESP、“音楽×ファッション”を語る「MADE IN JAPANを使いたい」
11位 【インタビュー】SOPHIA 松岡充が語る、18年ぶりの<獅子に翼>「やり切ったときに初めて進むべき未来が見つけられる」
12位 【対談 #4】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>と確かな関係性「“株式会社ヴィジュアル系”で言ったら社長クラス」
13位 【インタビュー】HYDE、ギャングコーラスが躍動する新曲「6or9」完成「やっぱりメインはライヴで、そこに僕は自信がある」
14位 YOSHIKIが日本最大規模の入社式にサプライズ登場、「Forever Love」で新入社員を激励
15位 【インタビュー】Petit Brabancon、京が語るEP『Automata』「初期衝動から次へ向かう先」
16位 【インタビュー】DEZERTの千秋が語る、2023年のヴィジョンと決意「命をかけよう。ここを失敗したら後がない」
17位 【ライヴレポート】LUNA SEA、全国アリーナツアー『MOTHER』再現公演で「今日、この瞬間から始まった」
18位 【インタビュー】Petit Brabancon、yukihiroが語るEP『Automata』「今回は聴いてわかりやすい変化」
19位 【インタビュー】薫(DIR EN GREY)、「当たり前だったことを当たり前にできるのが、やっぱり一番幸せなんやと」
20位 【対談 #2】ミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>とギター「空回りしてない?くらいのほうが面白い」
21位 【インタビュー】Die(DIR EN GREY)、「“やっぱこれだよね”っていう感じがあった」
22位 【インタビュー】FANTASTIC◇CIRCUS、転生から原点回帰へ「ようやく過去の自分を愛せるようになった」
23位 【対談 #3】YUKKE(MUCC) × Ni~yaとRUKA(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>とリズム「V系が流行り廃りではなく文化になった」
24位 MUCC、地元・茨城県石岡市に『聖域』オープン
25位 BUCK-TICK、メンバー個々に語るアルバム『異空 -IZORA-』への14の想い
26位 【ライブレポート】『マガツノート』1周年イベント<大祝戦>開催。V系バンド+政宗役・峯田大夢が感情を解放
27位 【対談】逹瑯(MUCC) × KIRITO、シンガー同士のただならぬシンパシー「激動する時代の中で、長年立ち続けていることには理由がある」
28位 【対談】千秋(DEZERT) × 智(vistlip)、ツーマン<でざとりっぷ!>開幕直前に語る2023年のイベントの作り方「いわば、補完計画です」
29位 【インタビュー】キズの来夢、NHKホール公演直前に語る止まらない進化「歯車が一気に噛み合った」
30位 【ボーカル座談会:前編】Eins:Vier × Gargoyle × Valentine D.C. × メリー × H.U.G「30年ぶりの復活です」
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