プロフィール・バイオグラフィ・リンク

大阪、堺出身のラガマフィンDee Jay。

2003年、BARRIER FREEのミックス・テープ『Barrier Free Mix.2』に収録された「Respect Parents」が話題となり、等身大で両親への感謝の気持ちを歌ったその楽曲は、当時まだ激戦区大阪に数多うごめく若手アーティストの一人にすぎなかったICE KOHの名を、瞬く間に全国のシーンに轟かせることになる。

その後、「Sunday Life」「Try Again」など多くの人気曲を次々と発表し、多くのコンピレーションCDへの参加やダブ・プレートを提供、また同時に全国各地のダンスホールにおいて大阪のラバダブで鍛え上げられた独特の現場強さ見せつけ、俄然注目を集める存在となる。

その動向に一層の期待が高まる中、2005年より1年間に及ぶジャマイカ修行に旅立つ。聖地とも呼べる彼の地に身を置き、人々と生活を共にすることにより、レゲエという音楽のもつ本質を体現できるアーティストに成長を遂げ日本帰国。

2007年5月には待望のファースト・ミニ・アルバム『Respect Parents』をリリース。本作は周囲の予想をうわまわる大ヒットを遂げ、タワーレコードの2007年度J-レゲエ・チャートにおいては、並みいるメジャー勢を押しのけ、九州男、FIRE BALL、RED SPIDER、RYO the SKYWALKERに次ぐ5位にランクイン。今後のレゲエ・マーケットにおける若手アーティストの台頭の兆しを印象づけた。

2008年母の日、2010年夏に予定するアルバム・リリースに先駆け「Respect Parents」を同じく母への愛を歌い上げたSIZZLAの名曲「THANK YOU MAMA」と同じリディム、「ONE TO ONE」で歌いなおしたMOTHER'S DAY VERSIONとしてリリース。発売から3日以内に日本中のレコード店で完売。

レゲエ・シーンはもとよりより、昨今の音楽シーンの中では稀有な存在と言える、自らの痛みを詩世界に還元し、本当の意味で人々の心に届ける術を備えたこのアーティストに、これからのレゲエ・シーンの未来を期待する声は多い。