新機軸を生み出したイン・シンク、日本でも大ブレイク必至!

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新機軸を生み出したイン・シンク、日本でも大ブレイク必至!

ポップ・アイドルの絶大なる地位と巨大なセールスを手中にしながら、
自らの足下を見つめ、今すべき…次にリリースすべき作品を着実に育んできた*N SYNC。

遂に登場した新作『CELEBRITY』を聴けば、彼らがポップ・アイドルの座に甘んじるただの若者ではないことが分かるだろう。

爆発的かつバブリーな活躍をしてきたと思われがちな*N SYNCの、新作を生み出すに至る貴重な発言に耳を傾けてもらいたい。


今後数年間は、ポップも今までみたいな調子にはいかないさ

最新ALBUM

『Celebrity』

Zomba Records Japan
ZJCI-10028
2001年7月18日発売

1 Pop
2 Celebrity
3
The Game Is Over
4
Girlfriend
5
The Two Of Us
6
Gone
7
Tell Me, Tell Me...Baby
8
Up Against The Wall
9 See Right Through You
10 Selfish
11 Just Don't Tell Me That
12 Something Like You
13 That Girl(Will Never Be Mine)_Bonus Track
14 Falling_Bonus Track
15 Do Your Thing


バークスが伝えてきた
イン・シンク情報

■2000年8-14
イン・シンク、ジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズらが“Teen Choice Award”を受賞
■2001年8月9日
*N Sync収録のコンピレーション『Now 7』が本家の『Celebrity』からトップを奪う
■2001年8月8日
イン・シンクのツアー、肺炎と熱帯暴風雨“バリー”によってキャンセルに
■2001年8月2日
イン・シンクの新アルバム『Celebrity』が発売週に188万枚を売り上げる
■2001年8月2日
イン・シンクの『Celebrity』がチャート・トップ獲得でAlicia Keysが2位にダウン
■2001年8月1日
イン・シンク、新アルバム『Celebrity』でまたもや売上記録樹立の見込み
■2001年7月24日
イン・シンク、新アルバム『Clebrity』の発売前日にもうワン・プッシュ
■2001年7月19日
イン・シンクの“Challenge For The Children III”にスターが集結
■2001年7月14日
イン・シンクがバックストリート・ボーイズのA.J. McLeanを激励
■2001年7月6日
イン・シンク、新アルバム『Celebrity』では余裕の構え
■2001年6月23日
イン・シンク、『Celebrity』に費やした日々
■2001年6月19日
イン・シンクとBBMak、ジャスティンとブリトニーの交通事故の誤報についてコメント
■2001年6月17日
イン・シンク、有名人を集めた『Celebrity』のリリースを準備中
■2001年6月1日
イン・シンクのNo.1ファンはバービー人形だった
■2001年6月1日
イン・シンクのJustin TimberlakeとBritney Spearsが子供向け数学ウェブサイトに協力
■2001年5月30日
イン・シンク、恒例のチャリティ・イベントを今年も7月に開催
■2001年5月24日
バックストリート・ボーイズ、イン・シンクのソングライターがASCAP受賞
■2001年5月23日
イン・シンク、政府の反麻薬キャンペーンに協力
■2001年5月22日
イン・シンクのChirsがニューヨークの有名デパートに出現
■2001年4月12日
イン・シンク、クリスティーナ・アギレラ、エミネム、デスティニーズ・チャイルドらがBlockbuster Awardsを受賞
■2001年4月4日
イン・シンクの新アルバム『Celebrity』、6月26日米国発売
■2001年3-21日
イン・シンク、新しいチャリティーTシャツを初披露
■2001年3-15日
イン・シンクのサイン入り「スーパーボウル」記念ボールがオークションに出品される
■2001年3月13日
イン・シンクがPlanet Hollywoodと共同企画でTシャツを発売
■2001年2月27日
イン・シンク、北米スタジアム・ツアー“2001 Pop Odyssey”の全日程を発表
■2001年2月21日
イン・シンク、今年グラミー賞授賞式は少しのんびり
■2001年2月9日
イン・シンクが夏のツアーの日程第1弾を発表
■2001年1月30日
イン・シンク、デスティニーズ・チャイルドら、グラミー賞授賞式でのライヴ・アクトに決定
■2001年1月19日
イン・シンクが人気アニメ『Simpsons』に登場
■2001年1月9日
イン・シンク、フェイス・ヒル、ガース・ブルックスがPeople's Choice賞を受賞
■2001年1月6日
イン・シンクのニューアルバムが5月に発売
■2001年1月5日
グラミー賞:イン・シンクが3部門でノミネート、感想を語る
■2000年12月28日
イン・シンク、Chrisのファッション・ビジネス今後の展開
■2000年12月5日
イン・シンク、アルバムの週間売上新記録をめぐる騒ぎを語る
■2000年12月1日
イン・シンクとブリトニー・スピアーズのスペシャル・ライヴ番組が放送される
■2000年11月30日
イン・シンクが人形の著作権侵害で訴えられる
■2000年11月14日
イン・シンクがPlanet Hollwoodの新店舗オープニングパーティーでホストを務める
■2000年11月10日
インシンクのサイン入り商品がオークションに出品される
■2000年10月19日
イン・シンクのメンバー殺害計画が発覚
■2000年10月17日
イン・シンク、すでに次のアルバムを構想中
■2000年10月14日
イン・シンクが映画『Grease 3』に出演?
■2000年10-11日
イン・シンクにとってバックストリート・ボーイズは良き競争相手
■2000年10月7日
イン・シンク、カントリー界のトップ女性ミュージシャンと共作を予定
■2000年9月20日
イン・シンクのChris Kirkpatrick、ファッションビジネスでNordstormと組む
■2000年8月18日
イン・シンクの新シングル「This I Promise You」、9月18日米国発売
■2000年8月9日
イン・シンク、98 Degreesその他諸々Summer Music Mania 2000に出演
■2000年8月4日
イン・シンク、チャリティーで収益50万ドルを上げる
■2000年7月28日
イン・シンク、ニューヨークのおもちゃ屋でメンバーの操り人形お披露目
■2000年7月12日
'N Syncの曲がClint Eastwoodの新作映画で使用される
■2000年6月18日
イン・シンクのチャリティー、Challenge For The Children II詳細
■2000年5月22日
イン・シンク、カンヌ映画祭へ向かう
■2000年5月18日
インシンク、モニカ、HIV予防コマーシャルに出演
■2000年4-18日
続報:'N Syncのサインの列と発砲事件は無関係との警察の見解
■2000年4月17日
銃発砲騒ぎで''N Syncのトロント訪問が台無しに
■2000年4月12日
'N Sync、新記録を達成してチャート首位に
■2000年4月12日
'N Sync未だトップ独走中!
■2000年4月6日
'N Syncの『No Strings Attached』、発売初日に全米100万枚突破
■2000年4月4日
'N Sync、「No Strings Attached」ツアーの日程およびパーティについて発表
■2000年4月3日
'N Sync、インストア・イベントがパニックに
■2000年4月1日
『No Strings Attached』で沈黙を破る'N Sync

史上最大のステージ・プロダクションと銘打った2001 Popodysseyツアー中の*N SYNC。宙吊りになって飛び回ったり、パイロから素早く身をかわしたり、かなりの動きを要求されるメンバーだが、彼らの契約書にはもしかして、プロモーターは控え室に清潔な下着を用意することという追加条項が入っているのかも?
 
んなことないって」とLance Bass。

オレたち全員、命知らずの危険大好き人間なのさ

それを聞いてほっとする。なにしろBassたちは、想像を絶するほど危険かつ困難な任務に就いたばかりなのだ。それはキャーキャー騒がれるポップアイドルの地位と、マルチプラチナムの売上げをなんとしても維持すること。

'95年、フロリダ州オーランドで結成されて以来、この5人組はボーイバンドやティーンポップといわれるキラ星の中でも、一番のスターとして輝き続けている。アルバム3枚の売上げは2,500万枚を超え、TRL(訳注:MTVの番組『Total Request Live』)では「I Want U Back」や「God Must Have Spent A Little More Time On You」「Bye Bye Bye」「Tearin' Up My Heart」といったヒット曲がひっきりなしにリクエストされる。さらに'00年リリースのアルバム『No Strings Attached』は、発売1週目で売上240万枚という新記録を達成し、未だに破られていない。

とはいえ、ポップ・ミュージックとは極めて気まぐれ、熱しやすく冷めやすいもの。ポップ界のキングと称えられたBackstreet Boysでさえ、Entertainment Weekly誌の「落ちぶれたティーン・アイドル!」に載るのは時間の問題だった。ニューアルバム『Celebrity』をリリースした*N SYNCのメンバー、Bass、Justin Timberlake、Chris Kirkpatrick、Joey Fatone、J.C. Chasezも、そのことはよく分かっている。

今後数年間は、ポップも今までみたいな調子にはいかないさ」と22歳のBassも認める。

これまでが良すぎたんだ。だから今出てきている新人ポップ・アーティストは割を食ってかすんじまってる。そんな中で目立ってるオレたちはすごくラッキーだと思ってるよ。いつもやるべきことを見失わないようにしてるからね。さらに進歩するには何をすべきか常に考えている。他のグループなんかは、周りを見ては、あいつらがあんなことをやってるから、オレたちはこうしようぜ、って感じなんだ。で、それを実行に移すころにはもう古臭くなってる。こっちはその間に2歩も3歩も先んじてるってわけ

『Celebrity』で*N SYNCは新たな方向性を切り拓いたとBassは言う。13曲入りのアルバムでは、メンバーが曲作りやプロデュースの面で以前にも増して大きく関わっている。1stシングル「Pop」の受けも上々。この曲こそ、*N SYNCが目指したアルバム全体の雰囲気を表しているとBassは語る。

「Pop」は全然ラジオ向きじゃないんだ」。

これは曲作りもプロデュースもBassとTimberlake(噂に反して彼はちゃんと生きている)の共作。

ラジオではこういう曲はまったくかからない。ヒット曲のフォーミュラじゃないからね。「Bye Bye Bye」や「God Must Have Spent」みたいなのばかりやるのは、もうたくさんだよ

本音をいうと、リリースするのは不安だった」と彼は続ける。

でも、どうなるかやってみたかった。初めて聴く人はみんな、“へぇ、今までとは違うね”って言う。もう少し聴くと、“うん、結構クールじゃん”となって、ついにはじけたんだ

『Celebrity』の他の曲は、これまでの*N SYNCのアルバムに入っていた受けのいいポップやR&Bから、さらにかけ離れた仕上がりになっている、とBassは言う。

アルバムごとに新たな境地を見出す努力をしてるんだ。今回のアルバムはボクたちが生み出したベビーも同然で、曲の90%は自分たちで書いてるし、前よりぐっとエネルギッシュになってる。もっとダンス向きだしね。サウンド的にもエレクトロニカからヒップホップまで取り入れた。あらゆるジャンルが入ったアルバムなんだ。初めて聴くサウンドもいっぱい入ってるよ

でもやっぱり、いつものバラードも歌い上げてるし、映画のサウンドトラックやウェディング・ソングもちゃんと入ってる。だけどアルバムのほとんどの曲は、明るく楽しいダンス曲なんだ

そのうち2曲はイギリスで流行っているツー・ステップ・スタイル。R&Bとテクノのブレンドだ。

Craig Davidタイプのサウンドがアメリカにも入ってきてる」とBass。

オレたちも大好きだからアメリカに紹介したいんだ。Craig Davidはお気に入りのアーティストで、絶対あのサウンドをこっちにも広めたいって思った。それでこのアルバムにもそういうのを3、4曲書いたんだ。1曲は「The Two Of Us」というツー・ステップで、ツアーでもファンの大好きな曲さ。みんな、スッゲェー!って言ってくれる

『Celebrity』には様々なコラボレーションもフィーチャーされている。プロデューサーのRodney Jerkinsや*N SYNCの長年の友人Max MartinとKristian Lundenだけでなく、R&Bの第一人者Brian McKnightも1曲プロデュースで参加。それにStevie WonderもTimberlakeの曲でハーモニカを吹いている。

あれはなんというか、今でも信じられないよ」と語るBassも、今年初めには(バンドメンバーのFatoneと共に)新作映画『On The Line』に参加し、共同プロデュースと演技を披露している。

彼と一緒の部屋にいるだけでも光栄なのに、プロデュースできたんだからね。メイン・プロデューサーはJustinだったんだけど、卓のところに突っ立ってるだけで(Wonderに)何にも言えないんだ。何しろ相手はStevieなんだから。完璧だよ。1音フラットだったとかなんとか一言も言う必要がなかった。とにかく素晴らしい経験だったし、(Wonderも)すごくクールだった

『Celebrity』は6月になるまで仕上がらなかったが、バンドはすでにコンサートで、このニューアルバムから8、9曲を取り上げて観客の反応を試している。

イケてるよ。新曲になるとみんな静かにじっくり聴いてくれるんだ。みんな聴きたがってるし、気に入ってくれてる」とBass。

*N SYNCとしては、『Celebrity』が世界中でリリースされるときにも、同様の反応でありますようにと願うばかりだ。彼らは今年、スーパーボウルでのハーフタイム・ショウにAerosmithと出演し、Michael JacksonのRock And Roll Hall Of Fame入りの紹介役を務めた。そういう実績に加えてこれまでの成功もあり、今は「
少し余裕ができた」とBassは話す。

ずっと死にもの狂いでやってきて、やっと自分たちがやりたいことができて、しかもクリエイティブでいられるようになった。それに自分たちが実権を握ってるというのは嬉しいね。アルバムを買って、楽しんで聴いて、リスペクトしてくれるファン層もつかんだしね。もちろん、まだ先は長いけど、そこへ辿り着けるようできるだけのことをやってきたという自負が、オレたちにはあるんだ

LAUNCH.COM/Gary Graff


■ Zomba Records Japan:
www.zomba.jp
■ イン・シンク・オフィシャルサイト:
www.nsync-jp.net
■ バックストリート・ボーイズ・オフィシャルサイト:
www.bsb-jp.net
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